郵政改革法案の審議入りへ
小泉政権で行われた郵政事業民営化の歪みを正す、郵政改革の法案審議入りが見えてきました。
中山間地域や離島を選挙区に持つ私にとって、モノ、お金、情報と、地域のネットワークの拠点となる郵便局を守らなければならないという思いで、郵政解散の落選以降、運動をして参りました。
国会議員となって、民主党の一期生全員の「郵政改革法案成立を早期に実現する」署名を集める活動を行ったり、自見庄三郎郵政改革担当大臣への働きかけ等、運動を続けました。
今国会での法案提出は、日本郵政グループのうち郵便事業会社と郵便局会社を合併させ、5社体制から4社体制にすることなどを柱とした郵政民営化法改正案で、自公の共同提出になりそうです。自公の共同提出ですが、審議入りもできない状況が続いておりましたので、「一歩前に進んだ」という思いを強くしています。
私は、郵政改革特別委員ですので、提出される法案について、民営化法によって郵便局利用者の皆さんが民営化以前よりも不便と感じられるようになった点を改善できるか、ユニバーサルサービスを維持できるか、三事業一体を実現できるか等、特別委員会の中で、明らかにしていきたい。
また、日本郵政株式は復興予算に当てられることになっており、この改正法案で企業価値を高め、国民の皆さんの負担を少しでも軽くできるよう努めて参りたいと存じます。
郵政民営化は、衆議院解散の最大の争点になったものです。
歴史の検証という意味でも、郵政改革特別委員会での審議に臨みたい。
“毎日が行革!”
花咲宏基