動き回る一日
昨日、第179回臨時国会の閉会が決まりました。
閉会が迫る中、東日本大震災復興予算・関連法案は大きく前進したのですが、他の重要法案が前に進んでいません。「議員定数削減」「国家公務員の総人件費2割削減」「郵政改革法案」と、この臨時国会で成立、目処をつけなければならない法案について、昨日はできる限り行動しましたた。
議員定数削減については、一期生同志の皆さんと、「議員定数削減なくして負担増なし」の同じ思いのもと、定数削減の議員立法を作ろうとの運動を始めることにしました。この議員立法は、マニフェストどおり衆議院比例定数80名を削減するもので、例えば、私は、小選挙区で敗れ、中国比例で議席を与えていただいておりますが、中国ブロックの比例定数は半減するものです。まさに、身を切る改革です。
私は、そもそも、政治家不信で、自民党ではなく民主党を選んで政治活動を始めました。こういった身を切る改革は自民党ではできない改革だと考えていました。多くの国民はそう考え、政権交代の選択をしてくださったと認識しています。
身を切る改革ができないなら、私の政治家として、また、民主党の政党としての存在価値はないと思います。
民主党のマニフェストどおりの定数削減は、ねじれ国会で他党との兼ね合いで、成立には大きな壁がありますが、民主党は政党として、身を切る改革を前のめりに進めていることを、国民の皆さんにお示ししなければなりません。
国民感覚に一番近い一期生で、党内議論を引っ張っていこうと、行動を起こしました。
また、郵政改革法案成立については、一昨日、輿石東幹事長、樽床伸二幹事長代行に、法案成立に向け、あらためて、要請させていただきました。
そして、昨日は、野田佳彦総理大臣に、一期生有志の皆さんと、一期生139名の署名をお持ちし、郵政改革法案成立に向け、首相公邸に、お願いにおうかがいしました。
郵政改革も待ったなしです。
昨日、民主党政策調査会から、行政改革調査会の役員会の案内をいただきました。
岡田克也調査会長、階猛調査会事務局長のもと、社会保障と税の一体改革と並行して、行政改革が前面に出るよう、行政改革調査会の活動に寄与して参りたいと存じます。
「行財政改革なくして、負担増なし」
当たり前のことができない永田町を変えたい。
“がんばろう日本!”
花咲宏基