支持率に思う
本日の朝刊には、各社の内閣支持率が記事になっています。
概ね、50~60%後半の支持率になっています。
代表選挙の演説で、野田総理もご自身で、「ルックスはこの通りです。支持率は、すぐに上がらないです。」とおっしゃられました。
また、野田グループの中でも、代表選挙中から、野田内閣が誕生したならば、小渕内閣のように低空飛行から実績を積みながら支持率を上げていけば良いと話をしていました。
1998年8月発足時の小渕内閣の支持率は、時事世論調査では、24.8%と、宇野内閣の19.5%に次ぐ低い支持率でした。“冷めたピザ”と揶揄された小渕首相ですが、ブッチフォンに象徴されるように、多くの人材を民間人含めて求め、粘り強く、国政に当たることで、株価の回復等実績を積み重ねて、国民の信頼を得ました。
そして、1年後には、47.6%まで支持率を上げました。
同じような心構えでいましたが、低くない支持率で、野田内閣が始まったのは、野田総理の演説からにじみ出る人柄と、国民の皆さんも、小泉政権以来、言葉が躍る政治、パフォーマンスの政治よりも、政治を安定させ、着実に仕事をして欲しいとの願いがあるのではないかと思います。
野田内閣で、泥臭く、泥臭く、政治を前進させたい。
なお、民主党への信頼回復は、野田内閣へのご期待のようにはいってません。
鳩山、菅政権発足時は、40%を超えた民主党支持率ですが、今回は、その半分を少し超えるものです。
民主党議員は、そのことを肝に銘じて、党内で足の引っ張り合いをするのではなく、議論する時には大いに議論し、決まったことには従うという姿勢をとらなければならないと思います。
私自身も、肝に銘じて、臨時国会にのぞみたい。
“がんばろう日本!”
花咲宏基