温めてきたもの
被災地の復旧・復興、日本経済、国民生活の再生のために、一致団結して取り組んで行こうとの思いを訴えた野田佳彦新総理。
昨日は、民主党の新代表として、党執行部人事の骨格を固めました。
幹事長に輿石東参議院議員、幹事長代行に樽床伸二代議士、政調会長に前原誠司代議士、国会対策委員長に平野博文代議士を決めました。
議員同士で話をしていましても、党内融和を感じることができる人事との評判を聞きます。
そういった議員の皆さんの思いもあってか、この人事を承認する両院議員総会の雰囲気は、政権交代直後の両院議員総会のような熱気のあるものでした。
これから、閣僚人事が決まっていきますが、ここは、「どじょう内閣」と言われるこの内閣では、党内融和を念頭に置きながらも、適材適所、泥臭く仕事ができる人材を登用していただきたいと思います。
また、昨日は、ガイトナー米財務長官と電話会談を行い、オバマ米大統領との会談を要請しました。
代表選挙で、日米同盟を基軸にした外交を訴えましたが、早速、アクションを起こした野田総理を、僭越ですが、頼もしく思えます。
党執行部人事やオバマ米大統領との会談要請を見ていると、自分が総理大臣になったら何をするかということをちゃんと準備をしていたことが分かります。
野田総理には、総理になったら国民の皆さんのために何をするか、温めてきたものがあるのだと思います。
その温めてきたものを実現すべく、私は、泥臭く汗をかきたい。
“がんばろう日本!”
花咲宏基