原発関連本
岡山から東京への行き来に、原発関連本を読んでいます。
エネルギー政策は、国民生活、日本の産業を支える根本です。
先の大戦も、エネルギーを求めて、戦争に突入したという側面があります。
そして、原子力発電は、天然資源のない日本において、エネルギー政策の根幹と位置付けようとの政治の力が働いてきました。
とりわけ、戦争を体験した先人のエネルギーへのこだわりは、強かったと思います。
ならば、脱原発依存と言うならば、国の全ての英知を集めて、エネルギー政策を見直して行かなければなりません。脱原発依存については、国民の皆さんも賛同されていますが、菅総理の宣言に、国民の皆さんが違和感を感じるのは、全ての英知を集めての発言なのかという不信だと思います。
ドイツの脱原発への転換において、「これはドイツのアポロ計画だ。」との声が上がっています。
脱原発を、国家プロジェクトとして位置付け、国民の理解そして協力を得ようとの意気込みがあります。
日本は、エネルギー政策も、政局に翻弄されています。
立法の一員として、問題を感じています。
“がんばろう日本!”
花咲宏基