しばらくブログをお休みしていましたが、毎日元気で農作業に励んでいます!
 
夏が近づき、山ではリョウブの花が咲き始めました!
 
高知県の山では、よく見かける木の花で家庭菜園への通勤路脇にも、
所々で見受けられます。
 

 
リョウブ、あまり馴染みのない方も多いと思いますが、日本全土の林縁などで
見られる落葉小高木です。
 
木肌がサルスベリによく似ていますので、簡単に見つけられます。
 
花は房状で密集して咲くので、遠くからでも見つけられます。
 
 
畑のすぐ近くにも数本自生しており、地主さんの許可を得て周囲の雑木を切って
大切に管理しています。
 
 
春の花が終わり、夏の花の前で花の少ないこの時期に咲くので有り難いです。
 
私がこの木を大切にしているのには理由があります!
 
 
この花には、春に東南アジアから飛来する蝶々アサギマダラが食事に来てくれる
からです!
 
去年も一昨年も来てくれましたが、残念ながらスマホカメラでは撮れていません。
 
今年こそは、と思っていますがまだ姿を見ていませんので毎日楽しみに農園に
通っています!
 
 
6月に入ってキャベツの価格が急騰していましたが、最近は暴落して1個100円
を切る価格になっているそうです!
 
この畑は、5月収穫予定でしたが天候不順や安値で収穫を断念し放置されています!
 
よく見ると、ウネの間に雑草が生えていませんので除草剤をかけたのでしょう!
 
この後、すべてのキャベツを鍬で切り、マルチシートを剥がす作業が待っています。
 
収入はゼロでも、かかる作業や経費は同じです。
 

 
一方こちらの畑は、今月出荷予定でしたが全く収穫されず雑草に覆われています。
 
農家さんの話では、天候不順で育ちが悪く小玉で、しかも半分に切ると『黒い斑点が
有るので商品にならない』、とのことでした。
 
 
普段、キャベツ畑には殺虫剤が撒かれ葉っぱを食べる青虫を退治しますので
蝶々の姿を見ることは有りません!
 
写真では分かりづらいですが、数百頭のモンシロチョウが乱舞しています!
 
餌のキャベツはたくさん有り、殺虫剤は撒かれないので蝶々の楽園になっています!
 
 
ウチワサボテン、アメリカ原産のサボテンで江戸時代に観賞用として
日本に渡って来ました。
 
高知県では、暖かい気候と雪や霜が少ないことから、海岸線や民家の庭先で
よく見かけられます!
 
空き家の庭先で、大木状態のウチワサボテンが花を咲かせています。
 
真冬以外は、ほぼ1年中花が咲いています。

 
幹の大きさは、直径20センチを超え緑が鮮やかな若葉が茂っています。
 
 
花は皆さんご存知の通り、優しげな花で綺麗ですがトゲは長くて鋭いので要注意です!
 
 
ウチワサボテンは、その繁殖力の強さが在来植物を駆逐することや、トゲの危険性
などから、重点対策外来種に指定されています!
 
室戸岬や高知市種崎付近の海岸線には、自然繁殖したウチワサボテンの駆除が
定期的に行われているそうです!
 
牧野植物園が行った実験では、種はもちろん葉の一部や茎の一部からも発芽して
繁殖することが確認されたそうです!
 
対策の一環で、高校生がサボテンステーキやスムージーを作って売ったり、
陸ガメの餌として商品化もされたそうですが、決め手とは成らなかったようです。
 
そう言えばガラパゴスの陸ガメがサボテンを食べている映像を観た記憶がありますね!