ウチワサボテン、アメリカ原産のサボテンで江戸時代に観賞用として
日本に渡って来ました。
 
高知県では、暖かい気候と雪や霜が少ないことから、海岸線や民家の庭先で
よく見かけられます!
 
空き家の庭先で、大木状態のウチワサボテンが花を咲かせています。
 
真冬以外は、ほぼ1年中花が咲いています。

 
幹の大きさは、直径20センチを超え緑が鮮やかな若葉が茂っています。
 
 
花は皆さんご存知の通り、優しげな花で綺麗ですがトゲは長くて鋭いので要注意です!
 
 
ウチワサボテンは、その繁殖力の強さが在来植物を駆逐することや、トゲの危険性
などから、重点対策外来種に指定されています!
 
室戸岬や高知市種崎付近の海岸線には、自然繁殖したウチワサボテンの駆除が
定期的に行われているそうです!
 
牧野植物園が行った実験では、種はもちろん葉の一部や茎の一部からも発芽して
繁殖することが確認されたそうです!
 
対策の一環で、高校生がサボテンステーキやスムージーを作って売ったり、
陸ガメの餌として商品化もされたそうですが、決め手とは成らなかったようです。
 
そう言えばガラパゴスの陸ガメがサボテンを食べている映像を観た記憶がありますね!