我が家の庭で毎年たくさんの花を着けてくれるセッコクが満開です!
 
セッコクは、東北地方南部より南の日本全土で見られる小型の着生ランで、
園芸店で売られているデンドロビウムの仲間です。
 
高知県でも山奥へ行けば岩場や大木の幹などで繁殖しています。
 
 
20年くらい前のことですが、森林ボランティア活動で間伐した杉の木の幹に
大量のセッコクが自生していたのを持ち帰ったものです。
 
切り倒した木に着いている蘭などは、そのままにしておくと枯れてしまいますので
出来るだけ持ち帰って友達に育てて貰う事にしていました。
 
自然界でこれ程の大株になっているのを見たことはありません。
 
 
シュロを敷き詰めた吊り鉢に木炭と水苔を少し入れて植え、雨水の掛かる半日陰の
所に置いておくだけで毎年増えてくれます。
 
特に水遣りや肥料の必要も無く、長時間の直射日光を避け防寒対策も要りません。
 
 
花は咲き始めは白ですが、数日でわずかに紫に変色します。
 
鉢の近くにいくと、ほのかにラン特有の香りがします!