今日は、野山の花ではなく葉っぱに出来るコブの話です!
落葉高木のエノキは、若葉を茂らせています。
葉を見ると小さな実のようなコブが、無数に並んでいます。
この様なコブは、他の植物でも見られますが、ほとんどは中に虫の卵や幼虫がいます。
これはエノキハトガリタマフシと呼ばれている虫こぶで、エノキトガリタマバエが
作るそうです!
若葉に産み付けられた卵が孵化し、幼虫が葉に潜り込んでコブを作り中で成長します!
落葉とともに地面に落ちても、コブの中で繭になり春を待って羽化するそうです!
なんと、エノキトガリタマバエは1年近くこのコブの中で暮らすのです!