つ今日も山の花を紹介します!
 
神前に飾るサカキは、本榊とも言われますがこの木は非榊と言われ
よく似ていますがサカキではありません。

 
ヒサカキの花は、葉っぱの裏で下向きに鈴なりに咲くので見落としがちです。
この花の数だけ、秋には黒い実を付けます。
 
実を潰すと黒いインクの様な汁が出るので高知県ではインクの木とも呼ばれます。
 
サカキとヒサカキはよく似ていますが、見分け方は葉っぱが細く周囲がギザギザに
なっているのがヒサカキです。
 
本榊・非榊の他に、ハマヒサカキ(浜非榊)と言う海岸付近に自生する木もあります。
 
ヒサカキと言えば森林ボランティアをしていた頃、古老の山師さんに
教えて貰ったことがあります。
 
葉っぱを焚き火で炙って茶葉の代用とし、お茶を沸かせば立派なお茶が出来ました。
少し青臭いお茶でしたが汗を流した後で美味しかった思い出があります!