放任主義の我が家の小さな庭では色々な草花が自生してます。
ホトトギス、ヒトリシズカ、ホタルブクロ、センノウ、シハイスミレ、コクラン
などなどで、オトギリソウも日当たりの良い場所に陣取り毎年咲いてくれます!
 
オトギリ草は観賞用の花としてはあまり見かけませんね。
黄色い小さな花は1日花で朝咲いて昼前には咲き終わります。
 
名前の由来は、怖い話ですが秘伝の薬としていた秘密を恋人に漏らした弟を
兄が斬り殺したので弟切草 となったそうです!
 
 
犬走のコンクリートに沿って生えています。
多年草ですから秋に枯れても春を待って芽を出して夏に開花します。
 
花言葉は、怨念 迷信 などで名前も花言葉も不気味です。
 
足元ではこぼれダネで縄張りを広げようとして居ます。
若い株は草丈に合わせてそれなりの花を咲かせます。
 
放任主義ではないもう一人の住人に見つからずに生き延びた子達です!
 
高知県の田舎の道の駅や直販所に行くと、
この花を摘み取って油に漬けて作る薬や、たぬき油が売られていることがあります。
 
ずいぶん古い話ですが、
日曜市で「オトギリソウ油」として売っていたおばあちゃんに相方が製法を聞きました。
 
効能は、切り傷・擦り傷・火傷など何にでも効くとのふれ込みだったそうです!
 
花を漬けるのですがオシベの先に赤い花粉が微量付いておりこれが油に溶け出し、
花弁の黄色ではなく花粉の赤になるそうです。
 
なんと、我が家でも相方が庭の花を使って自作の秘薬を作っていました。
ちなみに、我が家で使う機会はなかったそうです。
 
私は知ると人に話したくなる性格なので・・製造の詳細は聞いていません!
まだしばらく生きていたいので!!
 
原材料が植物由来ですから人体に害はなさそうですし、
秘薬と言っても薬では無いので薬事法には抵触しないそうです!
 
キャップの劣化具合といい独特の液体の色といい秘薬らしさ満載です!