今朝方、故郷の友達のお母様が85歳の生涯の幕を閉じた。


私と同じ境遇の”一人っ子”


彼女は、独身を貫き 母一人子一人の家族だった。


昨年、胆のう癌が見つかり「手術」を選択したものの


最期は、自宅で看取ることを決心した。


電話で、「あと数日・・・かも?」と話してくれた時、


一人で抱え込まないで、周りに助けてもらえばいい!といろいろな話をした。


一人っ子の性質は、痛いほど 知っているから・・・



今朝、穏やかに自宅で母は 息を引き取ったという・・・


知らせの電話をくれたとき、


ただ、ただ 

「よかったね・・・思い通りに看取ってあげて・・・よかったね。」


そして、・・・「寂しくなるね。」


「泣いていいよ。」という言葉しかかけられなかった。


「私は、泣かない・・」と気丈に言いながら、彼女は涙声につまった。


この数か月間 四六時中の介護の大変さは、・・・・

どれほど、しんどかっただろう。どれほど、切なかっただろう。


最期まで、母親に対して 自分の意思を貫いた 彼女を私は

こころから尊敬する。



そして、親戚がこぞって助けてくれて、今晩お通夜がいとなまれている。


こころから、ご冥福を祈り、彼女の今後の幸多かれを祈る。



あやちゃん ありがとう!


昨年9月に亡くなった

父と あちらで逢っているような・・・・ 気配がする。


        合掌