おはようございます!
もう昼前ですが12時になるまでは、
おはようございます!
の勢いで押し通せると
信じているトシキです。
今日は"発信方法"について、
話そうかと思ったんですが、
ここでの成功事例がないので
説得力ないなと思いやめて違う話題を。
昨日、夜中にFacebookで
ライブ配信したくなって、
友人とあれやこれやと話してたんですが、
本棚から取り出して読んで
急に話したくなった話題が、
「レッドブル/redbull
ってやべー!」
って話です。
そう、翼を授ける〜のレッドブルです。
僕の語りはじめはこうです、
「レッドブルは飲料メーカーではない、
マーケティング会社だ」
レッドブルは創業から35年と、
飲料メーカーとしては新興ながら、
"エナジードリンク"という
新しい市場/カテゴリーを
つくりだして、2013年時点で
世界エナジードリンク市場で
70%ものシェアを誇ります。
なぜ、そんなに世界から
レッドブルは愛されるのか?
それはマーケティング戦略にあります。
大手飲料メーカーであれば、
大きな予算を広告にかけられますが、
新興メーカーのレッドブルは
そんな予算もなく、クラブやバーで
カクテルとして若者に認知してもらい、
口コミで広めていったそう。
次に行なったのは、
既にメジャーとなったスポーツや
選手の胸に"レッドブル"の
ロゴを入れて認知してもらうのではなく、
マイナースポーツ、しかも
無名選手の才能を発掘して、
ともに成功を目指すというもの。
無名選手がスターになるまでの
"ストーリー"をマーケティング戦略
としたんですね。
レッドブルのイメージは、
危険なスポーツ/エクストリームスポーツが
多いですが、チャレンジする姿や
姿勢、覚悟に対して
レッドブルは応援する、
ともに戦うというスポンサーではなく
相棒のような存在でかつ
プロモーションも行なってきたからこそ、
レッドブルが"何を売るか?"ではなく、
"何を伝えるか?"という
ブランドコンセプトの発信方法を
確立してきた歴史がそれです。
これは、
現代の売り方にも通じていて、
製品やサービスの質が
ある一定以上のクオリティが
あるのは当たり前、
売るものは製品の質ではなく、
他の何かが必要である、
という消費者意識の感情の部分に
訴求するチカラがなければ、
もう売れない時代なんですね。
では、良い一日を。