松原のマーケティングな毎日 -2ページ目

松原のマーケティングな毎日

メールマガジンのコンサルティングを行う株式会社Bind代表取締役・a-works株式会社CMOの松原が、メルマガとそれに関わるインターネットマーケティングノウハウ、日々の活動などを綴ります。

3月21日(水)
SIRQUE DU SOLELのKOOZA福岡公演に行って来ました。


元体操部としてはサーカスパフォーマンスに興奮しっぱなしで、
特に今回のKOOZAは良かったですね。


それは良いのですが、せっかくの福岡ということで
以前から行きたかった大名の「陽なた家」へ。




福岡の友人まっちゃんが案内してくれる事になっていたのですが、
前日にちょっとしたトラブルが。


どうやら急な仕事の都合で迎えが夜になってしまうという連絡が入り、
女房も連れており日帰りを予定していた私は
「ではまたの機会にしましょう」というお返事をしました。


が、さすがまっちゃん。


「またの機会」なんていつになるかわからん!という事で、
かなり無理矢理仕事を早退する段取りをつけてくれたようで
当初の予定通り夕方には迎えに来てくれたのです。


しかもその日の仕事は熊本だったと。


お金より、物より、言葉より、
時間を使ってくれることって何よりも大変だと思います。


本当にありがたいなと思いながら
久しぶりの再開を念願の陽なた家で楽しみました。


経営されているのは斎藤一人さん最後のお弟子さんと言われる
永松茂久さん。



最近では「感動の条件」など、
たくさんの書籍を執筆されており
講演活動で大変お忙しい方です。


以前まっちゃんに永松さんの書籍をプレゼントして頂き、
その考え方と行動に大変感銘を受け、
ぜひいつかこの人のお店に行ってみたいと思っていたわけです。



ご本人は「たこやき屋だ」と仰いますが
行ってみればとても広く綺麗で立派な居酒屋さん。


普段から、予約無しでは入れない可能性もあるほど
大変繁盛しているお店だそうで、
それは行く前から本を読んで予想できていました。


私は若い頃に飲食店を経営していたこともあるので、
その大変さを骨身に染みて理解していますので
繁盛店を作る事の難しさはよくわかります。


開店と同時に入ったのでお客さんは我々だけでしたが、
平日の早い時間だというのに、時間が経つにつれ次々とお客さんが。


たこやき一品とっても、
常連さんともなるとこんな調子で出て来ます。


マートンさんとは、
このお店でのまっちゃんの呼び名。


これは嬉しい。


一通り料理を楽しんだころ、
店内になにやら賑やかな音楽が流れ始めました。


もしや?


このお店にはサプライズバースデーの有名なイベントがあり
それも話題になっているそうなんですね。


まっちゃんが
「誰かのバースデーじゃないですか?」というので
これはまた良いタイミングの時に来たなと大興奮。


仮装した店員さんが現れ、
あちこちのお客さんの所で踊りながら我々の所にも。


そうしたら突然現れたのがこれ。



おいおい、誰かのバースデーイベントじゃなくて、
まっちゃんから私へのどっきりイベントじゃないか・・・


もうちょいで泣くところでした。


毎日、とてつもなく忙しい職場で夜遅くまで働き、
家に帰ってからは自分のビジネスがあるので
本当に寝る間もないほどの日々を送っているまっちゃんが
その貴重な時間を使って用意してくれた瞬間。



飯食うだけって言えばそれまでだけど、
何度も連絡取って、待ち合わせは変更になったり、
お店の手配とか、サプライズの準備とか打ち合わせとか、
そりゃ結構面倒な事がたくさんあるわけです。

私をびっくりさせたいという気持ちもあったでしょうが、
「こんな素敵なお店なんですよ」という事を
形で見せてくれたのではないかと思います。


自分の好きなお店とスタッフだから、
松原にも気に入ってもらいたい。


お店に対するお礼でもあったのではないかと思います。




誰かを喜ばせること。


相手が喜ぶと何より自分が嬉しいこと。


それを見た誰かもまた嬉しくなって

別の誰かに伝えたり、見せたくなる。


そうやってこのお店は繁盛しているんでしょうし、
こうやって私も今、
誰かにこのお店の事を伝えたくなっているわけです。


そういうお店を作り、
そのための考え方を書籍や講演で伝えているのが
オーナーの永松さんなんですね。


まだ会ったことはないけれど
あのお店を見るだけで
きっと素敵な人なんだろうとわかります。


何より、まっちゃんが「素敵な人です!」というのだから
間違いないでしょう。


本当に楽しい時間を過ごす事が出来ました。




そして翌日。
まっちゃんからSMSが。


ここでは書けませんが、ある理由によって、
私から陽なた家さんに花を贈ってくれないかと。


うん、実は私も、昨日のサプライズのお返しに
何かお店にしたいと思ってたんですよね。


せっかくなら派手に行ってくれという希望だったので
さっそく近所のお花屋さんに行って
今日中に届けてくれるように手配。


手配済んだよー、とまっちゃんにも連絡。




夕方、女房とスーパーで買い物をしていたら
知らない番号から電話が。


普段、知らない番号の電話は取らないんですが
気持ち悪いなぁと思いながらなぜか出てみる。


「先日お越し頂いた、陽なた家の者です!」


うわ、びっくりした。
ていうかなんで電話番号知ってるんだろ。


あ、そういえば名刺置いて帰ったな。


どうやら夕方の早い時間にはお花が届いたようで
そのお礼で電話を下さったようです。


ご丁寧にどうも。




そしてしばらくすると
また知らない番号から電話。


今度は、昨日残念ながら会えなかった
お店の店長さんからお礼の電話でした。


昨日会ってないんです。


なのに、スタッフから連絡を受けて、
わざわざ電話くれたんですね。


後でまっちゃんから写真もらったんですが
こんな花が届いたようです。



うーん、元お花屋さんの私から言わせてもらうと
相当センス悪いなこりゃ・・・・

センスの前に技術的に問題がある気も。


札ももうちょっと考えて作れよなぁ・・・
まるで葬儀花の札みたいじゃんね。


ま、しょうがない。




そんな感じで
サプライズ対サプライズで楽しんでみました。


ただ、これって
私から何かしたいというのもありましたが
まっちゃんからのお願いだったからというのも大きいんです。


なのに、これに関してもまっちゃんは
「松原さんて素敵な事するよねー」なんて
ほうぼうで言ってしまっているわけです。


うーん、なんて言えば良いのか難しいけど、
自分の手柄なのに人の手柄にするというか。


まっちゃんてそういう人。


私の周りには素敵な仲間が多いのです。




私が社会人になって初めて就いた職が水商売。


この商売って何売ってるかというと
「その場の空気」です。


酒屋でかえば数千円のお酒を
何万円、何十万円で売る商売。


もちろん、綺麗な女の子がいるから成り立つわけですが、
それだけでもダメなわけでして。


女の子も、綺麗だからといって
必ずしも人気者になれるとは限りません。



まだ本当の新人の頃、
当時のママに教わった事があります。


この商売で生きて行くなら
「感動を作りなさい」「頼まれごとをするようになりなさい」
「あなたのファンを作りなさい」。


水商売には、売る「物」がありません。

お酒は売ってますが、それはおいといて、
あれは完全な「サービス業」です。


他のサービス業と違い、
施術を行うわけでも専門知識を提供するわけでもありません。


「その場の空気」ですね。


「色気」で売っているという面もたしかに大きいですが、
それだけではお客様は長く続きませんし、
そこを強く出すと当然面倒な事も増えます。


まして、ママともなると年齢もそれなりなので、
すでに色気でどうこうという話しもない。


でも、ママはママであり、
その他ホステスとは絶対的な力の差があって
たくさんのお客さんを持っています。


若い頃は色気だけでお客は寄って来る。
ちょっとチラつかせればお金をいくらでも使ってくれる。


でも、ある時、
夢から覚めたお客さんは離れます。


そうではなく、本当に長期間、
良い関係でお店に来てもらうためには
そうではないお客さんをつかまえなければいけません。


そして、女性スタッフだけでなく
男性スタッフもお客をつかまえるべき。




男についたお客さんは
そう簡単には離れません。


しかし、女性と違って、
そう簡単にファンになってもらう事も出来ません。


そのために「感動を作れ」と。
色んな方法や考え方も教わりましたが、
その1つに「本人以外の人を大事にしろ」と。


お客さん本人ではなく、
お客さんが大事にしている人に対して、
何かしてあげられないか考えてごらんと。



例えばお客さんの家族の誕生日がわかれば
それをお祝いしてあげたら
どれだけ喜んでくれるでしょう。


これは、女性からはできない方法です。


お客さんとお店の女の子は
どうしても、多少は色気での繋がりがあり、
お店の空間というのは一種の夢の時間ですから
そこで家庭の話しというのは厳禁なんですね。


だからこのパターンでは
男のスタッフだからこそ出来る方法だと。


逆もありましたね。
ある時、懇意にしてくださってるお客様が、
私の誕生日に花束を持って来て下さいました。


水商売の男に
誕生日に花を贈るお客さんなんて聞いた事ありません。


めちゃくちゃ恥ずかしかったですが、
めちゃくちゃ嬉しかったです。


今でもそのお客様の事は忘れられません。


それが仕組まれた物でも、
たとえ演出であっても
やはり嬉しいものは嬉しいのが人間ですよね。




そんな、20年も前に聞いた話と
あの頃の状況を思い出させてくれた1日でした。


もし、福岡に行く事があれば
ぜひ1度、大名にある「陽なた家」へ。


大名 陽なた家
福岡市中央区大名1-9-11
092-731-2265
陽なた屋Facebook



永松 茂久
ロングセラーズ
売り上げランキング: 3056

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━