今回はマナーについて思ったことを話そうと思います。

私は食事マナーには比較的厳しい方です。
子どもの頃から家庭で教わってきたというのもありますが小学校で見たマナーのビデオの内容を全て覚えているということは食事マナーというものに昔から興味があったんだと思います。

食事マナーというのは本当にいろいろあります。知っている人が多いものから少ないものまで。

しかし多くの人が食事マナーの悪い人とは食事をしたくないと考えているのではないでしょうか。

最近YouTubeのおすすめで流れてきた料理動画、最後に食事シーンがあるものでした。メインは調理シーンのはずですが、コメント欄には食事マナーが悪いということだらけでした。
なるほど、肘をついて食べるのはマナー違反だと感じている人が多いようです。

私が最近気になっているのは手皿。お刺身を食べるときなんかに片手を受け皿にして食べるというマナー違反です。しかしそのマナー違反にコメント欄はあまり反応しません。

しかし私もマナー違反をすることがあります。
多いのが渡し箸。わかってはいるもののついつい食器に自分のお箸を置いてしまいます。

何が言いたいかというと、許容できるマナーには個人差があるということです。コメント欄で肘をついていることを指摘していた人も全ての食事マナーを守っているわけではないでしょう。それなのに偉そうに他人に注意していいのか。

正直、肘をついて食べていることに関しては注意をしていいと思います。マナーにも守った方がいいものとそうでもないものがありますから。それは空気を読むしかないですね。誰と一緒か、どんな場所かによっても異なります。
その微妙なところ、わかっていただけたでしょうか。


両親がちょっとした夫婦喧嘩をしていました。
父が外でつかったカバンをダイニングテーブルの上に置いたということに母が汚いと腹を立てたのです。
しかし後日、私は母が外で使う洗濯バサミをテーブルの上に置いたことに気がつきました。
母の中ではカバンはダメで洗濯バサミはいいそうです。話をきくと同じ外で使っているものでもカバンは床に置くけれど洗濯バサミは置かないというのが理由だそうです。
正直私にはあまり理解できない感覚でした。どっちも外で使ってるやん!父の中でも基準があると思います。外で履く靴はダメだけど外で使うカバンはいいとか。その基準は個人の考え方とか、育ってきた環境で違うんですよね。
母にそう話すとその視点はなかったと驚いていました。それでもうちの家庭は母の思ったようになるんでしょうけど。

自分以外の人は自分と違う環境で生きてきて自分と違う感覚を持っているということを常々忘れないように生きていきたいですね。