1つ前のお話はこちらです😊


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妄想、BL(O×N)のお話です。BLの意味が分かる方、妄想とご理解いただける方のみお進みください。






智15

二宮さんはめちゃくちゃ料理が上手かったけど、それだけじゃなくて、食後のコーヒーも絶品だった。

「・・・美味い!
なんでしたっけ、No.1ブルーマウンテン?」

「ブルーマウンテンNo.1です」

まろやかで苦味と酸味のバランスが良い。
二宮さんはコーヒーが好きらしく、銘柄や淹れ方を独学で勉強したそう。
コーヒーの話を聞いてるうちに気が付けばカップのコーヒーも残り僅か。
これを飲んでしまったら・・・時間的にもそろそろ帰らないとご迷惑だよな・・・。

「おかわり、淹れましょうか?」

帰らないと、と思いながら名残惜しくてじーっとコーヒーカップを見つめる俺に、「そんなに気に入りましたか?」と二宮さんがまたキッチンに立とうとした。

「いえ!
あ、もちろん美味しかったですけど・・・飲み終わったら帰らなきゃいけないかなって・・・
帰りたくないな、って、思って・・・」

でも、関係が変わったとはいえ家にお邪魔してご飯とコーヒーまでご馳走になって、さらに帰りたくないだなんてちょっとガツガツしすぎだよな。

「何でもありません!じゃ、俺、そろそろ・・・」

少し残っていたコーヒーを飲み干し立ち上がると、
「泊まって・・・いきませんか?」
二宮さんがコーヒーカップを見つめたまま呟いた。

それって・・・そういう意味・・・?

二宮さんはこっちを見ないけれど、耳は真っ赤だし手は少し震えていて、きっとありったけの勇気を振り絞ってくれたんだろうと思う。

「じゃあ・・・お言葉に甘えます」

そう言うとはにかんだような笑顔を見せてくれた。
ご飯やコーヒーのお礼に食器は俺が洗わせてもらいながらこの後のことに頭を巡らす。

ハグとキスだけで心臓破裂しそうだったのに、この先俺の心臓は大丈夫なんだろうか。
というか、俺、この先のやり方知らない・・・。

女性相手だって小中の保健の授業で習ったくらいの知識しかなく、恋愛映画を見るとそれ以上にいろいろ行程があるっぽい。
まして男同士。何の知識もないままは進めない。

二宮さんは知ってるのかな?
ちょっと恥ずかしいけど聞いてみようか。


次はあややん💛

「好きすぎる」可愛いですよね(*´∀`*)
オムライスの相合傘ももう・・・(((o(*゚▽゚*)o)))

今回は「未知との遭遇」コーヒー回を入れてみました(*≧∀≦*)
智くんだけに淹れてあげて、智くんも嬉しそうで「ふふ(*^ω^*)」ってなったのです☺️