妄想、BL(A×N)のお話です。BLの意味が分かる方、妄想とご理解いただける方のみお進みください。










《side  A》

窓の外にはいろんな星座が流れてく。
あ、もしかしてあれ天の川かな?
かずくんが好きな本では主人公が天の川に沿って旅をする。
2人で星座盤を見ながら旅をした気分になったことを思い出していたら、かずくんがきゅっきゅって手を握ってきた。

かずくんも同じこと思ってるよね。
分かってるよ、って俺もきゅっきゅっと握り返した。
そのうち、かずくんの手が緩んできて・・・隣を見ると目を閉じて寝てしまっていた。

俺を助けるためにいろいろ無茶したんだろうな。
あんなに全力疾走もしたし。
かずくんの肩を抱き寄せて俺にもたれかからせ、ありがとう、と頭を撫でてるうちに俺も瞼が重くなってきて。


爽やかな風に頬を撫でられふっと目を覚ますと、山の中だった。

あれ?いつの間に機関車降りたんだ?
てかかずくんは?!と見回すと、かずくんもすぐそばでまだ寝ていた。

「か・・・っと、おもち!おもち!起きて!」

思わずかずくんと呼びそうになり、ここも山の中だ、とあだ名で起こす。
なんか、そんなこと言ってる場合じゃないんだけどこういう場面で「おもち」ってのもなぁ。
もっとかっこいいあだ名にしとけば良かった。

「んー・・・あれ?ここ・・・俺たち、帰ってこれたんだ!」

俺は全く知らないところだったけど、ここは島根の山の中で、神の国への入り口らしい。
かずくんの案内で山を降りて宿まで歩きながら俺が消えた後のこと、七瀬さんという人に助けてもらって迎えに来てくれたことなんかを聞く。
ほんと・・・大変だったんだな・・・。

「かずくん、ありがとう」

「んーん。みんなもいてくれたから」

ほら、と見せられたハチマキにはおーちゃん、翔ちゃん、潤くんの名前が刺繍されてる。

「帰ったらなんかお礼しなきゃだね」

ほんと、みんながいてくれて良かった。
俺が神の国に連れ去られてからほんの数日しか経ってないらしいんだけど、俺の中ではもう何年も経った気がしてて、久しぶりのちゃんとしたご飯を食べて久しぶりにかずくんを抱きしめたらものすごく安心してすぐに眠りに落ちてしまった。

久しぶりだからあれこれしたかったのにな。


それスノのにのちゃん可愛かったなぁ✨
メンバーといる時もけっこうアドリブしてたんだろうか?
シェフになりたい!と切実に思いました笑
そして相葉くん、ヒットマンですって?!
楽しみですね😊