智くんサイドはこちらから☺️
妄想、BL(O×N)のお話です。BLの意味が分かる方、妄想とご理解いただける方のみお進みください。
《side N》
「・・・和也。そんなことされたらさ、俺我慢出来ないんだけど・・・」
ぎゅっと抱きついて智さんの匂いや温もりを感じていると、頭の上から声が降ってきて、少し離れると目の前には智さんの困り顔。
その顔が可愛くて。
俺からそっとキスをした。
途端に雄の顔になった智さんに抱えられ、気付けばベッドの上。
「・・・いい?」
今まで可愛かったのに急にかっこよくなった智さんにドキドキしながら頷く。
今日、瑠璃さんは泊まりで仕事。
タイミング良くて助かった。
広い家だからあまり物音に気を使わなくていいとはいえ、やっぱりねぇ・・・。
あちこちに智さんの唇や掌を感じながらどんどん服を脱がされて、智さんも脱いで。
初めて見た智さんの裸は細いけれどしなやかに筋肉がついて芸術品のようでぽーっと見惚れた。
「和也・・・その顔だめ」
智さんの中心がぐっと上を向き、その綺麗な手と口で俺をどんどん追い上げる。
「痛くないように力使うけど、しんどかったら言えよ?」
あっという間に昇らされ、息を整えてる俺の後ろに智さんが指を這わせた。
ロー ションとか何も準備してなかったのにそこからくちゅくちゅ水音が聞こえ、ぐっと指を沈められると一瞬違和感があったけどすぐに熱く疼いてもっとして欲しくなる。
神さまってすごいんだな・・・なんて快楽に押し流されながらぼんやり思った。
智さんのものがぐっと入ってきた時も指とは全然違うその質量に多少の圧迫感はあったものの、奥を突かれると背中を電気が走るようで・・・何より下から見上げる智さんの余裕のない顔が嬉しかった。
背中から脇腹に手を這わせると冷たくて少し硬い皮膚とは違う感触。
びっくりして目を向けたら鱗が現れてた。
「ごめん。嬉しすぎてちょっと力のコントロールが出来ねぇ。
気持ち悪いよな」
「ううん。これも智さんの体だもん。ピカピカしてすごく綺麗」
サリサリと掻くように感触を楽しむ。
「あっ・・お前、それダメだ・・・」
智さんから艶っぽい声が漏れて、その声をもっと聞きたくてもっと触りたかったのに、両手を繋いでベッドに押し付けられ、ただひたすら・・・天高く昇らされていった。
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明日、最終話です😀