自然農法の畑作を行う小杉保(堤真一)の母・小杉朝子(麻生久美子)が腎臓ガンで亡くなり、
まもなく保のもとに怪しげな保険外交員の刈谷(田中哲司)がやってくる。
「お母様は生前、自身のクローンをお作りになりました。クローンの移植手術は行われましたが
合併症により移植のかいもなくお亡くなりになりました。」
母・朝子はクローン保険に入っていたのだ。
「残されたクローンは処分にするか、解放にするか?」
刈谷の質問に「え、どうゆうこと?」と困惑する保。
保険で作られたクローンは本人が亡くなることによって、殺されるか、普通の生活を営むかの選択を
しなければならなかった。
母親の遺した保険が、保を奇妙な運命へと導いていった。
【スタッフ】
作:青木豪/演出:いのうえひでのり
【キャスト】
堤真一/麻生久美子/田中哲司
≪以上、敬称略≫
公演期間=2013年6月14日(金)~7月7日(日)
会場=青山円形劇場
一昨日のソワレは、久々の円形劇場で「断色-danjiki-」を観劇
劇場内に入って感じたのが、舞台との距離がメッチャ近っ!!
大ファンの堤真一さんが手の届く距離って、何て贅沢なんでしょ
約2時間の中で、堤さんの色々な表情(演技)が観れて、大満足でした♪
汗の量がハンパなかったり、本気で照れてるような表情が観れたり
前半の陽気な感じから、後半のシリアスモードへの転換もお見事でした☆
任侠ものもカッコイイけど、ハイテンションな堤さんの芝居も好きかも
「時効警察」で観て以来、すっかりファンになった、麻生久美子さん!
無表情から、段々と表情が出来ていく様子が絶妙でしたね
田中哲司さん演じる刈谷には、ちょっとした殺意を覚えました(笑)
麻生さんに何て事をさせるんだ!って、目を覆いたくなる場面でしたね
ラストの場面は、前日に観た舞台がフラッシュバックしてきて(><)
近未来という設定でしたが、色々と考えさせられる内容でした
この日は客席も豪華で、今週末に開幕する舞台の主演女優さんだったり♪
堤さんとは、(舞台上で)師弟関係のイメージなベテラン俳優さんだったり
男おばさんの両アナウンサー、こう書くとバレバレですけどね(爆)
片方のアナウンサーは、もう5~6回は劇場で見かけております