【自己紹介】はなおです!
3年間幼稚園で勤務した後、現在、放課後等デイサービス・児童発達支援事業所で保育士をしています。ついでにいうと宗教2世です!
自分自身の発達特性の強さや、宗教特有の独特な教育があったからなのか、学生時代も、社会人になってからも、多くの生きづらさを感じてきました。
そんな私が発達障害の子どもたちと関わるようになり、障害のこと、教育のこと、社会のこと、世界のこと、自分の人生などに目を向けるようになりました。
そこで得られた知識や、自分なりの気付きなどを発信していきたいと思います!

 

1 月から配属先が変わりました。

今までの配属先では未就学児、支援学校、小学校低学年の子ども達が多かったのですが、小学校高学年の子ども達が多い場所に配属されることになりました。


今までの私はどちらかと言うと、「子どもの行動を変えるにはどうしたらいいか」ということを考えていました。

言葉が通じにくい子どもに対して、ABA理論を使って対処しようとしてました。


しかし、配属先が変わって、それだけでは不十分であることに気付くことになりました。


今の配属先の子ども達は、良い行動と、悪い行動を、よく理解しています。良くない行動がやめられない理由で、感覚刺激や衝動性も勿論あげられますが、理由として圧倒的に多かったのは「ありのままを受け入れてほしい」というものでした。


行動を、「良い」か、「悪い」かをジャッチするより前に、その子ども自身をまるっと受け入れる。

それが自分に足りていなかったと、深く反省しました。


例えば、

子どもが自分の工作の作品を放置していて、誰かに壊されてしまったとき、

「誰が壊したんだーっ!」

と怒る子どもに対して、私は

「どうしたら壊れなかったかな?」

と問いかけていました。


でも、その子どもに一番に必要なのは、

「壊されちゃたね。腹がたつね!」

と、共感することでした。


言葉が通じる子どもがほとんどなので、ついつい、「こうしたら良かった」「こうした方がいい」と、軽々しく言ってしまいがちになっていました。

でも、内容が理解できることと、それを気持ちの面で受け入れられるかどうかは別物なんですよね。それは自分にも経験ありです笑


しっかりと「受け入れてもらえた」と思うことで、やっと、次の段階に行くことができる。そのことに、障害の有無や年齢は関係ないんじゃないかなと思ってます。


また一つ、大切なことに気づけたな〜と思う、今日此の頃です。



 

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