幼い頃から「人の為に生きなさい」と言われて育ちました。


小学校高学年あたりから、本気で将来の夢について考え始めたときも、「自分が何をしたいか」よりも、「人の為に何をするか」を優先して考えるように心がけていました。


当時の私にとって、「為に生きる」対象は、「困っている人」であり、困っている人とは、老人や、病人などの、社会的弱者と呼ばれる人達でした。


そんな私が自分の将来について神様から啓示を受けたのは、高校1年生の夏でした。


その時私は、Jr.STFという、統一教会の中高生を対象とした教育プログラムの説明を、教会内で聞いていました。説明を聞きながら、ふと、「今まで教会と深く関わってこなかったけれど、もしかしたら、神様が自分に願われるのは、『教会で上に立ち、年下の2世を引っ張っていく事』なのではないか」と思いました。


生まれて初めて、「神様が私に願うことは何ですか」と祈りました。


講師の説明を薄らぼんやりと聞きながら、割と真剣に祈っていたためか、神様からの答えは案外早く帰ってきました。

声が聞こえる、というわけではなく、明らかに自分のものではない思考が降りてくる、という感覚です。

神様からの答えによると、神様が私に願っていることは、「社会に出ること」でした。


その答えを聞き、「つまりJr.STFには出なくていいってことだろう」と受け止め、私はJr.STFには出ませんでした。そして相変わらず、教会とはゆるっとした関わりを続けました。


今私は、自分が興味をもっている分野で、日々勉強しながら、社会の中で生きています。



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