この子たちが再び保護動物にならないために 後編 | 保護動物を出さない人創り。保護動物にならない動物育て。

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一社)動物対話協会代表理事、井泉はなんの公式ブログ。

いつもお読みいただきありがとうございます。
人とペットさん、両方のカウンセラー
動物対話士の伊東はなんです。

今、一時預かりの子猫2匹が
サロンで合宿中です。

子猫たちが来てからすぐに
こんな子が家の中を見に来るようになりました。


もよちゃんが警戒して怒る怒る(笑)
ちびっ子たちを守って怒ってるんじゃなくて、
「あたしんちに何の用よ!」
「ここはあなたの家じゃないんだから」
って怒ってるの…(^^;

けど、この茶トラさんは
「別にケンカしに来たんじゃないよぅ」
「なかよくしようよ~」
って、
鳴き方やアプローチの仕方が吉にそっくり。
だからなおさら気に入らないのかもしれないけど(笑)
もよちゃんが近くでシャーシャーしても
ちっとも動じない、すごく性格のいい子です。

首輪をしてないから野良さんかなぁって思うけど、
とっても丸々してて桜耳じゃないから
どこかのおうちの子かなぁとも思う。
おうちはどこ?って聞いても、
今はそれどころじゃないらしく
お返事がないので謎です。

また来てくれるだろうから
ちょっとずつ友達になろうと思います(^^)


さて。

前編は保護動物を出さないために私たちができることというテーマで
私たちの心の持ち様について書きました。

後編は
保護動物にならない動物育ての
方法と考え方についてです。

と言っても、
保護動物にならないようにするには
私たち人間が動物に対してどうかかわるか…
なんですけどね。

動物たちは(これは人も同様ですが)
最初から攻撃的な子はいないです。
なにか嫌な目に遭うことでそれを学習して、
警戒モードが刷り込まれてしまうんです。

こういう子は後天的な環境で学んだことなので、
それを覆す愛情を受け取れば
だんだん警戒がほぐれてきます。

けれど時々、
ほぼ生まれた瞬間から警戒モードが強い子がいます。
こういう子は主に2つのケースが見受けられます。
・お腹にいるときにお母さん(母体)が
 いつも警戒モードで過ごしていた。
・性格的に(遺伝的に)敏感すぎる気質を持っている。

こういう子たちでも、
私たち人間が気長に向き合っていくと
心がほぐれてきます。
この辺は保護活動家の皆さんがとても上手。
個性に合わせてゆっくりゆっくり関わってくれます。

私たちも生まれつきのことを変えるのって難しいですよね。
分かりやすい例では利き手を変える、ということ。
やってできないことはないけど、ものすごい努力が必要。
それと一緒です。

こうして大切にかかわってくれたら人を好きになります。
けれど、もともとのトラウマを持っている子は
ちょっとしたことですぐに元に戻ってしまいますから、
しっかり定着させるには人間の努力も必須です。

ここで動物対話が大切になってくるんです。
態度だけでなく、言葉をしっかり伝えるんです。
日本語でいいです。
最初はその意味が分からなくても、
声のトーンや強弱で状況を判断できますから。

言葉をかけずに態度だけで優しく接するのと、
言葉を使いながらやさしく接するのでは、
なついてくれるまでの時間は
圧倒的に言葉を使った方が早いです。

もちろんここでいう言葉とは
「いい言葉」「優しい言葉」です。
名前と一緒にこれらの言葉を
使ってあげてください。

そうして言葉を覚えた子は
自分で考えられる子に成長します。
動物でも言語を理解して状況を見て
人を信頼できる子になってきます。
これが保護動物にならないための
動物たちの努力ポイントです。


動物好きは勝手に好きになれるけど、
動物嫌いな人は大抵の場合、
皮肉なことに動物好きが作っています。

このブログを読んでくださっている方は
動物嫌いな人はいないと思います。
つまり、あなたの心がけ一つで
動物嫌いな人を減らすことができるということ。

具体的には
人と動物の「区別」「線引き」を
ちゃんとする、ということ。
社会のルールは守るということ。

人と動物の区別とは、人に例えていうなら
「大人と子供の区別」「男女の区別」という感じ。
ジェンダーレスな時代に何を言ってるの?
って思うかもしれないけど、
単純に「周りを混乱させない」ということです。
差別と区別の違いを
混同しちゃうとおかしくなっちゃうから、
その辺の線引きができれば大丈夫よ、ということです。
これは人間社会においても同じ事ですよね。

つまり、動物と幸せに暮らすということは
人間社会が滑らかに過ごせる、ということにほかなりません。

人とか動物とかとの垣根なく、
それぞれの立場を守って
風通しいい関係でいたいですね。


人の手が大好きになってきたすずちゃんです(^^)



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この時期、実は最も大事なのは飼い主さんのケアです。
このところ私の周りの波動が変化しているのを感じます。
先日の霊査のセッションも鳥肌が立つシーン続出。
きっとこのご時世ということも手伝って、
いわゆる「後ろの人」があなたに協力したい気持ちが
いつにもまして強いのではないかと思います。

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