毎日、ひま、

子供のご飯作りで、自分が、干物になりました。

短歌を少し


紫陽花は枯れゆくさまは天候は、雨ははらりと、虹は架からん


紫陽花は、散りゆくさまは、君想う、七色虹は

梅雨は灯りは


紫陽花は、紫紅は、色は変ゆ、梅雨空は、コロボックル呼ぶ夏は


瑠璃色は揚羽蝶、野原はダイヤ、山々翡翠、月夜は繭は


月夜は飛んだ揚羽蝶、砂漠オアシス、地下水は秦都へ届け


アポロ11号、月夜舞う、惑星イオはイドは舞う、霊界は


40度、蝉は鳴く、立秋、薄や色は、空は染む、白雲


水母海満つ、十三夜、線香花火ららららと秋風通る


鱈子雲、君は唇思い出す、秋追い駆ける風、鳥になる


白雲は、君乗せる、「ノンちゃん雲に乗る」小学校へ会いに行く


蝦蟇の穂揺れる、白雲落ちる筑波峰、霞ヶ浦は、蝦蟇は鳴く


倭健命は白衣、絹莢はなく、二千が壁は青麦は


竜宮界は乙姫は、白衣、白雲は筑波は掛かる松


宏志は、世界は簡単でいい、ただ大地は焦がれ、太陽火傷


あつい、あつい、おお熱い、熱いヤカンは浴びる火星地獄に死すと


紫陽花は枯れ、朝顔やかれ、炎天下、水遣るな老祖笑み朝


筑波の峰は白雲は、役行者は修行した弁慶岩は


筑波の峰は霞ヶ浦、銀波落ちつ、ササニシキご飯のお供


安達太良の峰は挽きおつ阿武隈川は、雷落ちる君生まる春


岩木山、峰は辿りて辿り着く、まほろばの里、月桂甘は


霧ヶ峰、美少年、心地よくホロ酔う、君や會うは死装束は


阿武隈川やたうたうと、菊人形は、髪長く、生駒包囲は


筑波峰、落つる雫は、ササニシキ、蝦蟇の穂揺れる霞関難


阿武隈は、阿武隈洞は、中涼し、団扇も折れる、零下8度は


阿武隈川は船浮かぶ、お岩木山は、流れ落つコシヒカリ銀


白虎隊、笛鳴らす、太鼓は叩く修験道、青空眩く道


白虎隊、祈願は餅食ふ いざ出陣、風は西陣、負け戦


白虎隊、明日知らず、少年は頬赤く染むるは、自決は嵐


白虎隊、遺状は血文、城は燃ゆ、赤々と松は染む刃


朝顔は縞々は、台風は通り抜く、隙間風は秋通す


溝萩や、八溝の山は岩清水、永遠に八千代に昭和は終はゆ


霧雨は河童が淵が夕暮れは、君が足音忍びず消えず


エナメルは靴はおろして社会人、鳥居はくぐる若葉な君よ


教会のステンドグラス桃の花  


土筆立つ畦道を君の、沓跡白き蝶追ふ夢追い人を


土筆逢ふ畦道は君の沓跡、白き蝶逢ふ夢追い人は


9男はカメレオン僕のちんちん簾流るる秋はあっぱれ


入道雲はワクワクと湧き立つ祈願響け教会秋の蝉


鷲は舞う寺の屋根霜降らん雨降らん空は虹雲弥生は


乳頭温泉湯煙は濁り湯は白き肌晒す舞妓さんは


松島は、遠き竜巻波濤浴ぶ被災地は街は泥泥枯ゆ


大洗白はホテル松林青子供は遊ぶ遊園地は


長男は2メートルは大男天の上から顔出したギョロ目


次男は天の上までスケボーし二回転太陽掴みタッチ


五男は弁慶神社躓いて愛宕神社は請われて神とや


6男は走り高飛び一回転ボリショイに売ってしまおうか


七男はカメレオン千の眼でもの探し泥棒見つけ表賞


9男は漁業協同組合就職し千の眼は鯨追う


八男はゲーム中毒退学し引退宣言ゲーム中は


10男は京劇夢中

女の格好赤いリボン母の孝


蓮の花咲く中庭は解毒の嵐屋根壊れ寺は衆衆


凧揚げカイトガッチャマン法隆寺次の信徒は次男で決まり


松林、大洗子供は遊戯鼠小僧黄色はブランコ


密教は密教御膳空海最澄双子は曹洞逆さ


最澄さん空也聖人山駆け修験道地球は星宇宙


エアシューズナイキのスニーカートランポリン飛び込もプール青空



手鏡は夜叉映し殺してやると追い剥ぎ異母は角だす春は


螻蛄、源五郎、水澄し蓮は池、泳ぐ寺は境内は夏


鍬形は樫の木の下蜜集む光と夏陽、風戦ぐ


甲虫角合わせはっけよい残った夏風戦ぐ草土俵


飛蝗飛ぶ草叢は一筋の風蝶は這う夏陽射し柿梳く


鴨枯れて沼の白波蒼く澄む