千秋楽まであと4日、いよいよ近づいてきましたね。
終わりがあるからこそ一際輝く姿は儚くて本当に綺麗だと思います。
宝塚で演じられる退団者は今しか見れないですし、今の出演者で舞台ができることはもう一生ないので、千秋楽に向けて団結が深まった舞台はまた格別です。
舞台を観劇できないのが惜しいですが、今回も柚香光さんの今でもすぐに思い出せる舞台でのお姿を振り返ります。
『はいからさんが通る』
2017年のドラマシティ・日本青年館公演です。
柚香さんの代表作になりましたね。花村紅緒を演じられた華優希さんとのコンビが少女漫画そのものでした。紅緒ちゃんを愛おしい目で見ながらからかったり、笑いをこらえたりする少尉の優しい目が忘れられません。
『ポーの一族』
柚香さんはアラン・トワイライトを演じられました。
この作品も少女漫画が原作で、小池先生念願の舞台化だったそうです。
もちろん、明日海さんの演じられるエドガーと最後ゴンドラに乗って歌う場面が今でも舞台から観てるところを思い出せるくらい覚えています。人であったときの人間らしく嘆く姿とバンパネラになり、人ではない異質な美しさとの対比が印象的でした。