仕事で

『はじめまして』

と、言うことが多い


昨日もご新規さん


相手は

なかなか難儀な人ばかり


相手によって装備を変えなければならず

薄っぺらい鎧でも

分厚い鎧でも見抜かれる


それでなんとなく

なんとなーく

こんな感じかしら?という『わたし』を

見つけつつある今日この頃


無闇に笑ったりへりくだったりしないし

かと言って傲慢でもなく

もちろんお世辞も言わない

出来るだけ人間らしく

仕事だけど

でもやっぱり相応の愛情があって

あなたを理解したい、と心を寄せる


ってなると

素の自分でいることが一番なのかもしれんなぁなんて

そんなことをまた

難儀な君から学んだ訳です


自分の中にいる未成熟な物体が

たまに、ぞわぞわする

それが

難儀と繋がる橋になるような

そんな気がする


私はわたしを差し出すよ

だから

あなたの一部を預けてくれないか


なんて簡単にはいかないけどね


先輩は言う

裏切られることの連続だから

信じてはいけない、と


そうだろうよ、と思う

けれど

やるしかねーべ、とも思う


1年半経って

ちょっとだけ楽しくなってきた

(と思うとどん底に突き落とされるので気をつける)


ケーキ屋さんになるのは

もう少し先かな



*



今日は

お彼岸を待てずにお墓参りへ


お墓の周りに並ぶ桜の木は

つぼみがもう、その時を待ちわびて膨らんで

どえりゃあことになっていたよ


あと10日もすればきっと

公園橋の桜も咲き始めるでしょう


今年はきっと

見に行けないけれど




古い傷跡は

勲章になったりするのかな


だけど

見えるようには掲げていたくない


本当に傷ついた人は

たぶん、言わないんだよ





今夜も

ハイボールがうまし。