ジョージ・ワシントンと桜の木
ワシントンの正直桜の話
アメリカの初代大統領ジョージ・ワシントンは子供の頃、
お父さんが大切にしていた桜の木を切り倒してしまいました。
「これは誰がしたのだ。」とお父さんが尋ねたので、
「私が切り倒しました。」とワシントンは正直に答えました。
お父さんはワシントンの正直な事を喜びました。
このワシントンの桜は日本の桜とは違う、セイヨウミザクラで、
しかも、この話は作り話だそうだ。
M・ハーシュ・ゴールドバーク著 「世界ウソ読本」
M..Hirsh Goldberg[The BookOfLies]
それによるとロック・ウイームズという
1759年メリーランド生まれの自称牧師?
が出版社に「ワシントンの伝記」で一儲けしようと持ちかけ
彼がワシントンの逸話をまとめた伝記を作り、
1800年「ワシントンの生涯」という本を出版した。
本は売れたらしいがワシントンと桜の木の逸話は嘘で
彼がでっち上げた話だった。
正直である事を教えるために嘘をついた訳です。