発注ミスって焦る
栄養士の仕事の一つ。
発注。
発注をミスると、ただちに厨房がざわつくし、代替えできないモノであればあるほど、かなりの焦りが生じますよね。
特に午前中メニューでやらかすと悲惨じゃね?
私が経験した中で一番しんどかったのは
日曜日、ラーメンなのに、麺が届かない事件
でした…
動悸、息切れ、冷や汗が半端ないことになる。
これを初めて経験した日は、過去に基づくデータもないし、心臓がバクバクするし、吐き気すらしてくる始末。
それでも、当日の現場栄養士が何とかするしかない状況に立たされるの苦痛。
たとえミスったのが、上司だとしても!!
日曜日は業者さんお休みのとこばっか
冷凍麺を取り扱ってる会社の電話は繋がらず、そこらへんのスーパーに買いに行く時間も余裕もない。
ましてや120人分の麺を買いに行くなんて、どこのスーパーに行けばいいのかさえ全く分からん!!
おまけに栄養士は自分のみで、席を外すわけにもいかない。
これはやっべぇぞ!!
というわけで、全身の毛穴をぶちあけて考えてみた
色々考えた結果、
今までもらった業者さんの名刺を全て引っ張り出し、麺を調達できそうな人に手当たり次第連絡してみることに。
「無理を承知ってわかってるんですが、○○時までに冷凍ラーメンって納品できませんか!?」
無理という人もいるが、中には
「なんとか用意してくるよ!!」
と言ってくれる優しき人もいる。
自分でも「なんて大迷惑なお願いしてるんだ」って分かってるんだけど、もうこれしかないんだもん。
なんとか届けてくれる業者さん
本当、神だわーーー!!
ジャイアンでいう
心の友よ〜
ってやつでした。
なんとか配膳時間に間に合い、糖尿病患者さんにも迷惑をかけることはなく、ピンチを乗り切れました。
この件で学んだこと
ピンチのとき助けてもらえて分かったけど、
関わる人には、分け隔てなく笑顔、挨拶は欠かさない方がいいんじゃないかって思います。
「いい人そうだな」って思われるって大事だなって。
だって、嫌な奴のピンチとか救いたくないじゃん。
むしろ、嫌な奴には苦しみを与えたいじゃん。
私だったら嫌いな奴のピンチなんて、蜜の味しかしないもん。
我が上司は、業者さんを下に見て、威圧や脅しで言うこと聞かせてたけど、それって絶対死後は地獄行き確定でしょ。
役に立つからとかじゃなく、人間の基本として必要最低限のマナーを心がけていると、ピンチを救ってくれる人って必ずいるんだなって思います。
渡る世間に鬼はいるが、神もいるんだなーって思えたからさ。
その縁が続き、私は病院から転職後、別の事業所で、施設立ち上げ栄養士になったとき、ピンチを救ってくれた業者さんを取引先に指定することました。
良縁は永遠にね!!
(シャレではない)
クソ上司との縁はさっさと断捨離しても、ピンチから生まれた素敵な縁は、かけがえのない宝物になりますよ!!
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