貴方は、

二人どちらの男が鋭いと思いますか?

 

小さな証明写真が三枚在る。

一枚は

特定失踪した 19歳の男の子大学入学時の写真

後の二枚は

それから28年後北朝鮮の脱北者より もたらされた47歳になった彼の写真

 

 

男は 「これは・・・兄では無い、こんな顔はしては居ない。」

男は一目みて何十年も逃げて居る指名手配犯をすれ違っただけで逮捕した

・・・あの警官のように・・・

特徴が一致している何年たっても変わらない特徴が在る。

「絶対に君のお兄さんだ。」

 

後者の方が鋭いと一般的には思うが

弟は、こんな空虚な目で兄から見られた事は無かったので有ろう。

確かに兄で有ると納得して その写真見てもなお

歳を取ったからでは無い、その写真の人間の内面を見抜き

何故こんな表情に 目の中に希望のかけらも無い表情に 弟の心が 違うと 

何故だと…

 

藤田進さん_昭和51年(1976)2月7日_19歳_大学生

体育の教師に成りたかった彼が、その日バイトに出かけたまま特定失踪す。

犯人の証言も有り 写真という物(ブツ)も有り それでも拉致認定はされていない。

 

 

   弟さんが昨日Twitterに、黄色いバラが 咲いたと写真をアップしていた。

 2019年10月23日95歳まで待って待って居たお父さんが

 藤田進さんが帰って来た時 昔と同じ庭を見られる様にと 丹精込めて維持をした庭を 弟が引き継いで居る。

 

 

拉致被害者・特定失踪者の 一般的良く見る写真は

特徴を捉えた証明写真のようなものが使われる。

家族や友達が撮ったスナップ写真の表情の 穏やかな事 幸せそうな事

瞳の中がキラキラと何の憂いも無く 其の先に希望がみえる表情

証明写真でさへ撮っている 国が安心できる所なら

もっと柔らかい表情で有ろうに。

冷静な目を持ち拉致被害者・特定失踪者奪還に奔走する男 

優しい目を忘れず 其々の家族と手を携ずさへ奪還に奔走する男

鋭い目を持つ男達。

 

   その顔を見る為に  父さんの庭を見せる為に   穏やかな表情を取り戻させる為に

待っているんです、取り戻す活動をしながら

 

 

いつもはイヤホンで聞いて欲しいと思って居ますが今回は見て下さい。

家族の表情を しっかり 見て聞いて頂きたいです。

そして、目を皿の様にして記者の様子を見て下さい。

 

私は、パチパチとキーボードの音をさせる記者が嫌いだった。

筆力の有る記事が書けるものかと思って居たから、

今時はレコーダーもpcも 使うでしょうよ 時代錯誤の婆の考えだとも思っても居た。

此の動画の中の記者は違った・・・

A4のでっかいノートを持ち雨の中、視線を家族やその周りを目を逸らす事なく

厳しい顔で見  ノートに

彼らの  顔 目 表情 話す間 息使い そして通る人の様子

寒さ 雨に打たれ 手の震え カッパの中の蒸れ 

感じる事は全て 見逃さない様に 五感をすべて使って居る 

筆力の有る記者とは何たるか 現場を踏むとは何たるか

を受け継ぐ記者が其処に居る。

 

東京オリンピックは世界に発信される、

テレビは無理でもラジオで日本選手の活躍を

体育の教師に成りたかったスポーツ好きの彼が、知る事が出来る。

懐かしい日本の情報が少しでも北へ届く事を祈ります。

 

良い事が有った

国会で ”しおかぜラジオ” の事を 森ゆうこさんが聞いて下さり菅義偉内閣総理大臣が前向きに答えて下さったようです。

茂木外務大臣も国会にて拉致被害者・特定失踪者の事を話されたようで、世界に発信されていますので

どこかで特定失踪者 拉致被害者の目や耳に届きますように。

 

最後に何度でも云う

ブリーリボンバッチを付けて下さる代議士 議員 は立派な方だ。

河野一郎代議士の 生まれてから亡くなるまでの 人生は知らないが

シベリア抑留者を ごっそり軍事を使わず 連れ帰った。

何時 何処で 命を惜しむ事無く その気に成る人の為

民意の燃料が必要だ・・

歴史に呼ばれる人財が誰かは分からない

だから、一人でも多く優秀な人材を支える重要性を感じて居る。

 

             考えは違っても 行く方向が一緒なら 仲間 (●^o^●)