#特定失踪者で検索に上がらないので・・再再再アップしてみます。

・・・親は何故泣く・・・

 

暑い日も寒い日でも、 

左の手のひらを見る。

其処に すっぽり 納まっていた

子の顏を 

自分の体より熱い体温を想い出す。

右の手でしっかり抱いた(いだいた)尻の重みを想い出す。

 

2021年3月11日 18時42分

 一人で固まって居たい時・・・聞く唄が有る。

              2011/8/24 発売 キングレコード 商品番号KICM-30373 秋元順子 「枯れない花」

日本中が震災で傷つき、デフレの真っただ中の希望など持てなかった時、聞いた唄です。私には男女の愛の唄には思えなかった、だから化粧が崩れていい時に聞く。

札幌にはプリザードフラワーの店がある、でも此の 「枯れない花」 は 消せない 「記憶の花」 です。

 2番____

腕の長さを 覚えているわ

背中辺りを 寂しく思う

 

 胸に抱いた時、小さい手でサマーセーターを形が崩れる程に強く引っ張った手が いつからか 加減を覚え。

 両手を首に回しピトッと体を預け甘える あなたを 覚えてる。

 腰に手を回し私の尻の陰に隠れる あなたを 覚えている。

 大きく成っても こっちが疲れていても 座っている傍に来て 背中に体をくっ付ける 熱を 覚えている。

 

                 ・・・今・・・北に居る熱のある 

         子らへ 親へ きょうだいへ。

絆は互いに強く引き合ってこそ 絆です、その手から離すな。

しおかぜラジオで ”今だ” と言って居たら

子供を背負い 両の手で その子らの手が潰れる程 離れないように握りしめ

走る時は腰に抱え 帰って来い。

 

植村留美さん 23歳 平成7年(1995)3月26日 日曜日・・

朝6時・・散歩に行ってくると出かけ 特定失踪す。

 お父さんとお母さんは、

商売をしているので日曜の朝は、まだ寝ぼけていて 「散歩に行ってきます」の声にボーっと返事をしてしまったと

後悔し続けて居ます、ずーっと今も。

              いつもの日常からあなた達が消えるなんて何処の親も考えないですよ。

大阪と東京や地方都市を車で体力が弱くなり新幹線などで行き来をし探し、留美と名前を呼ぶと すぐ泣く お母さんの隣で腹に力を入れ話す お父さんは 泣かずに泣いて 居ます。

 

中村三奈子さん 18歳 平成10年(1998)4月6日

朝・・・その日は予備校に入学金を納める日で、

                お母さんが仕事に出る時「今日は予備校に行く日だよ。」

             うん。」と返事があったが夜 帰ると部屋は暗く貴女は居なかった。

                            その日特定失踪す。

 去年 17年間 さがす会の会長を務めて下さっていた 金子英雄さんが77歳 高齢の為11月で辞任された。

幼くして亡くしたお子さんを三奈子さんに重ね、情報収集 啓発 にと支えて下さったそうです。

 

      クションを強く抱いても違う 重さのあるそば殻の枕を強く抱いても違う

 真夏でも湯たんぽを強く抱く おまえだと想い 強く抱く 体温を感じたくて・・・・

 

あなた達に帰って来いと書くのは筋違いと分かって居ます・・・

                  ブログに書いたところで皆さんに届かない

でも今日は日本中で家族を思う日なので 

          親が泣いて居る 子供が泣いて居る きょうだいが泣いて居る。。。。。