ボートレース、つまり競艇を作ったのは、笹川良一であることは、競艇を嗜むひとなら大抵の人が知っている。


私が何十年も前の高校生だったころ、夏休みの宿題だったか、読書感想文を書くように言われた。

当時からひねくれていた?私は、なんか素直に普通の文学の感想文を書く気がせず、父親の蔵書の一つに「人間、笹川良一」という本があるのに気づき、その本を読んだ。

内容は忘れたが、感想文の締めくくりとして、「笹川良一は、悪いやつかも知れないが、非常に頭の回転が早く、大物であることには間違いない」のようなことを書いた気がする。


あれから、紆余曲折があり、若い時は、ギャンブルなんて!と軽蔑して絶対近づかなかった競艇場に、嬉々として行くような人間になった。

高校生の宿題には似つかわしくない笹川良一伝の感想文。

いまやせっせと笹川財団に寄与している私。


運命の巡り合わせってやつ?


人生って、ほんとに不思議ですねぇ。