クサフジを見分ける
クサフジの仲間の花盛りの季節になりました。クサフジの仲間は穂状の花序に多くの花を付けます。葉は羽状複葉で先端に巻きひげを持ちどれもよく似ています。よく似たそれらクサフジの仲間の 特徴と簡易な見分け方について、写真で紹介したいと思います。私の知る、見たことのある草藤の仲間は{クサフジ,ノハラクサフジ,ツルフジバカマ,ナヨクサフジ,ビロードクサフジ,ナンテンハギ,ヨツバハギ}の7種 です。オオバクサフジはだいぶ昔に見た記憶はあるのですが最近全く出会っていません。ということでオオバクサフジは写真がありません。先ずは一覧にまとめると・・・下の2段には見分けのポイントとなる写真を載せています。クサフジ、ツルフジバカマ、ノハラクサフジは在来種ナヨクサフジ、ビロードクサフジは帰化植物です。在来種と帰化種の識別は①花の爪部(筒状になっているところ)と舵部(先端の開いて反り返った部分)の 長さの違いです。 在来のクサフジでは爪部、舵部が同じような長さであるのに対して、 帰化種のナヨクサフジなどでは筒状の爪部がとても長いです。②花の付き方 在来のクサフジでは柄が花のお尻部分に付き帰化種ではちょっと 内側に付きます。クサフジはL字型に付きナヨクサフジではT字型に付くのです。③ナヨクサフジなど帰化種では春から初夏が花期になりますがクサフジ等の在来種は 秋に咲きます。クサフジ ― ツルフジバカマ ― ノハラクサフジ の識別・羽状複葉の小葉の数、形の違い クサフジは小葉が細くたくさん付いています。ツルフジバカマでは小葉が やや幅広でクサフジより数が少ないです。・ツルフジバカマでは托葉が大きい特徴があります。 ツルフジバカマのハカマは袴状の托葉のことともいわれます。 花は他種に比べ大きいです。花序が他種と比べ幅広に見えます。・ノハラクサフジでは花の終わりには色が青紫に変化します。 ノハラクサフジの花序はクサフジ同様花穂が細いです。