昨日、今日と全国的に記録的な暑さとなっていますが、皆様のお住まいの地域はいかがでしょうか。札幌も6月にしてはかなりの暑さでした。前回、子供教室の皆さんにお渡ししたお便りには書くのを忘れてしまいましたが、夏の気温が高い間は、水筒に水やお茶を入れて持ってきていただいて構いません。水分補給をしっかりしながら、おけいこを頑張りましょう🎵
日にちが空いてしまいましたが、竹華書道会作品展の後半の皆さんの作品をご紹介します。
ぜひご覧ください✨
秋の夜は衣さむしろかさねても月のひかりにしく物ぞなき 他二首 (経信)
升色紙(臨)(藤原行成)
はる霞たつを見捨ててゆく雁は花なき里にすみやならへる(伊勢)
見る人のそでをぞしぼる秋の夜は月にいかなる影かそふらん(範永)
旅人の袖ふき返す秋風に夕日さびしき山のかけはし(藤原定家)
いとせめてもゆるがままにもえしめよ斯くぞ覚ゆる暮れ行く春(与謝野晶子)
世の中は常なきものとわがめづる山吹の花ちりにけるかも 他十二首 (正岡子規)
山里は霞わたれるけしきにて空にや春のたつをを知るらむ 他五首 (西行法師)
針切(臨)
夏山をわが越へ来れば時鳥木の間たちくきおちかへりなく 他一首 (良寛)
しらしらと氷かがやき千鳥なく釧路の海の冬の月かな 他二首 (石川啄木)
おのづから来る人あらばもろともに眺めまほしき山桜かな (西行法師)
ひぐらしの鳴く山里の夕暮れは風よりほかにとふ人もなし 他二首 (詠み人知らず)
方丈記 (鴨長明)
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。これからも、楽しみながら皆さんと書を頑張っていこうと思います。