人の顔と名前が一致しなくなったり
その人のこと自体を
まっさらに忘れてしまったりで
母と「○○さんっていたじゃん?」
みたいな話しで
共感することが
ほぼなくなった最近ですが…
母が骨折をして
治療を受けに行った整形外科にて
元旦那さんのお母さんを
見かけたんです。
母の検査終わりを待つ廊下で。
見かけたなんてもんじゃない。
車いすに乗って
ちょっと年配の女の人に
付き添われて
お母さんがいる!
お母さんだ!って感じ…
今
元旦那さんのお母さんは
特養にお世話になっているので
施設の方に付き添われてきたのかな?
とか・・・
もうほぼガン見に近いくらい
見てました(笑)
でもその付き添いの人が
とっても雑なんです
扱いが荒いんです!
廊下に置いてあった血圧計に
腕を通させたけれど
車いすの座面と台との高さの問題で
上手く測れなくていると
「ちゃんと座って!」と言いながら
わきの下に手を入れて
乱暴に体を引き上げて・・・
お母さん
「痛い」って顔をゆがめているのに…
もう心が痛くて痛くて…
お母さんも認知症で
孫の顔はもうわからなくなったよと
息子からも聞いているので
私が声をかけたところで
私が誰かってことは
わかるはずもないと思ったけど
「○○さんですよね?」って
声をかけようかって
(その意地悪付き添いさんを
威嚇する意味でも)
本気で思っていた。
どのタイミングで声をかけようかって。
もぅ心臓バクバク
そうこうしているうちに
意地悪付き添いさんが
「飲んだ方がいいよ」って
お母さんにペットボトルの
飲み物を手渡しました。
「飲まないとダメだよ!」
みたいな強い口調
飲むために
マスクを外したお母さん
あれっ?
お母さん?
ん・・・・・・?
お母さん・・・
じゃあない人だぁ~
良かったぁーーーーー!!
っていうお話。
帰りの車の中で
「●●さん(元苗字)のお母さん
覚えてる?」と母に聞くと
うん
覚えてるよ~と言うので
母に話すと
声かけなくて
良かったねぇ~と
母も共感してくれたのでした