予定は大きく変わった | 人生も後半戦、がんばれ私!

人生も後半戦、がんばれ私!

2022年にアルツハイマー型認知症と診断された母と、私の、葛藤のブログ(笑)
母とのことは思いつめず、できるだけ明るく、綴りたいなと思っています。
たまに、“大好きな人”が登場します。

 

昨日25日は

クリスマスクリスマスツリー

 

じゃなくて!

介護認定の調査予定日

 

ですが

予定は大きく変わり

母の状況も

大きく変わってしまいました。

 

 

大好きな人とは23日(土)を

クリスマスご馳走DAYにして

24日(日)は

クリスマスは関係ない

普通の日曜日で

過ごすつもりでいました。

 

でもなんとなく

夕飯の買い出しは早めにしよう

ってことで

お昼ごろスーパーへ

 

すると

連絡先に登録のない

携帯番号から電話が…

登録のない番号には

基本出ないんですが

何度も何度もかかってきて。

 

しつこいなぁ~

と思ったところで

母の携帯から着信あり

 

えっ?

おかーさんからも?

なんだろ…と思いながら

電話に出ると

「あっ!!○子ちゃん?」

ちょっと慌てた声

 

ん?

この声は実家の

道挟んですぐ前のお宅の

S木さんの声
 

S木さんも焦った感じだったので

母に何かあったんだ

一瞬でそう理解した。

 

自転車で乗り出そうとした時に

バランスを崩し転倒

腰を打って

痛みで動けなくなり

近所の人が気づいて

救急車を呼んでくれた

 

と思っていたけれど

昨日母を救助してくれた

ご近所のお二人に

お礼をしに行ったら

母は転倒後

激痛に耐えながら

家まで戻り

家の電話で隣の

S口さんに

「来てもらえないか」

とSOSの電話をしたそうです。

本当にとっても

痛そうだったの泣

とS口さんの話しで

知りました。

 

来るのに1時間もかかる

娘なんか待てない

また

近くに住んでいても

電話もろくに繋がらない兄を

気長に待ってなどいられない

そう思うほど

痛かったんだろうな。

 

しつこくかかってきていた

電話は救急隊員からの

電話でした。

 

救急隊員さんのお話では

“打撲”という表現だったのもあり

この時点で

そんなに大変な状況になるとは

正直夢にも思わずにいたんです。

 

『私は明日(25日)も

実家に行かなきゃならないんだから

搬送先の病院には

お兄ちゃんに行ってもらいたい』

そんな気持ちだった。

 

 

この日はタイミングよく

兄にも連絡がついて

病院へは兄に行ってもらって…

 

レントゲンの結果

腰椎の圧迫骨折

ざっくりとだけど

1か月~2か月程度の

入院が必要とのことでした。

 

 

昨日(25日)は

朝から関係各所に電話連絡

認定調査も延期

来年病院にて実施と変更

ケアマネさんにも連絡

 

搬送先の病院は

面会は予約制で

当日電話の面会はNG

なので

昨日は入院に必要なものを

届けるのみ

 

予定通り午後休で

パジャマや肌着など購入して

実家で一つ一つに名前を書いて

さぁそろそろ

病院に向かおうかという頃に

病院の看護師さんから電話

コルセットの作成が必要だけど

いいですかという確認の電話

10月に作った

コルセットがあることを話し

それが使えるのであれば

ということで

それも持って行きますねと話し

すると看護師さん

「〇〇さん、認知症が

だいぶ進んでますよね

今日は帰るからと言って

きかないんですよ~

激痛で動けないはずなのに

立ち上がったりするんです」

とのこと

 

まぁそうなるだろうな

とは想像できます

あの母なら。

 

実家から病院までは

南に向かって更に遠い・・・

やっと着いて

インターフォンを押して

用件を言うと

看護師さんが出て来て

荷物を持って行った

 

入院手続きも終わって

さあ帰ろうとしたところで

母から電話

 

あんたも忙しいのに

持ってきてくれてありがとね!

 

娘さんが

持ってきてくれましたよ~って

看護師さんから聞いたんでしょうね。

 

でも、う~ん・・・これ

声のトーンも低くて

絶対ダメなときの感じ。

案の定

ありがとね!のあとは

もう支離滅裂

 

私は今夜帰るから!

 

いや帰れない帰れない

良くならないと帰れないよ

痛いでしょう?

看護師さんのいうことを聞いて

ね?

29日に面会の予約を入れたから

29日にまた来るからね?

 

何?

何の面会?

面会って何??

何を言ってるの?

わからないわよ!
 

良くなったら帰る

良くなるまでは病院だよ?

 

うん、わかった

と言いつつ

最後も

絶対に帰るから!

で電話を切った母

 

病院の遠さといい

母の状況といい

これは大変なことに

なってしまった・・・と

思いながらの帰り道

また

病院から電話あり

 

帰ると言って聞かず

オムツをはずして

パンツ一枚になってしまったり

ちょっと大変な状況なので

抑制着の着用を決めました

洗い替えに2着用意してください

お部屋もナースST隣の

外から鍵を掛けられる個室に

移動していただきます

という内容

 

はぁ・・・

まあ仕方ありません

それでお願い致します。

 

帰る道すがら

兄と話す。

といっても

状況報告しかないけどね。

 

24日の

腰椎圧迫骨折の時点で

兄はまだ

施設を考えるのは

早いと言ったんですよ。

 

じゃあどうすんの?

あの家で

一人暮らしを

続行させるのかい?

それができると

思ってるの?

 

お兄ちゃんちで

引き取るっていうなら

話しは違ってきますけどね。

 

というわけで

きょうだい間の

考え方も全く違って

この先が思いやられます。

 

次の介護区分は

ずっと上がるでしょうし

ケアマネージャーなど

介護のプロの助言も

あるわけだから

兄も現実を

わかってくれるといいなと

思うのみ。

 

 

長旅を終えて

アパートの駐車場に

たどり着き

丁度車から降りようとした時

母から電話が入った。

 

今日はありがとうね

今ね

夕ご飯を

食べ終わったところなの

(個室に移ったおかげ?

少し落ち着いた感じ)

 

そっか…

美味しかった?

 

うん、美味しかった

 

じゃあ良かったね

 

腰がね

痛くて痛くて…

 

うん

そうだよね 痛いよね

安静にしていないと

治らないからね

静かに横になっていて。

勝手に動いたりしちゃ

だめだよ?

 

うん

分かった・・・
 

じゃあ

おやすみ

 

うん

おやすみ

 

私絶対帰るからね!
 

う…うん。

 

で電話を切ったけど・・・

 

気になる

最後の母の一言

 

①看護師さんの言うことを聞いて

絶対治して帰るからね!

という覚悟表明

 

②夕飯も食べたし

今から脱走するつもりよ!

 

どっちだったんだろう

 

私的には②

 

おかーさん

そのお部屋

外から鍵かかってると思います