今月の壁習字は『自灯明(じとうみょう)』

自分の内側の灯り。
何かや誰かを信じ込んで依存し過ぎず
何が本当かを自分で見抜いて
自分を拠り処として生きること
(※わがままに自分勝手好き放題に生きるのとは
 またちょっと意味が違います)

今ちょうどクリスマスの街中イルミネーションが綺麗で
それを見ながら思ってたんですが

この自灯明の灯りっていうのは、
自分の中の小さい悟りや発見みたいなもので
発明も明かり、ひらめきも明かり、
ハッとしたアハ体験のような気付き、
芸術や創作も自分の中の一種の発電だし
闇が明るくなってその瞬間に自らの体験でもって
ハッと理解するという感じですよね

あと、自分の内側から起こる本当の癒しも
きっと光なんだと思いますよ。

自分を癒すやり方って大きくわけて
2つあると思うんですが


ひとつめはいわゆる自分に優しくするみたいなやつで
例えば、休む、寝る、身体に楽させてあげる、何もせずぼ~っとするみたいな癒し方もあるんだろうけど

でも逆にちゃんと意識して感じて、とことん本気で向き合うことで、
本当の癒しは起こるのかなとも思います。

身体をしっかり使うという肉体面の取り組みでも、
意識をしっかり向けるという意識における取り組みも
どちらにおいても同じです。
ま、楽ではないですけどね。

ヨガの練習において
身体や呼吸をしっかり感じながら、
意識のある小さい選択を繰り返していくことが、
自分自身を照らすことに最終的には繋がるのかな〜と。

結局のところ、深いレベルでは
誰かや何かに癒してもらうことも、
誰かを癒すこともできないです。
本当の癒しは自分の内側から起こるもの。

なんて
今日はおぼうさんみたいなお話でした。

ちゃんちゃん。

via はなねこ
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