本当に満たされてる時って、
心の感度が明らかに違う。
ほぅ、となるというか、ぼぅ、
となるというか。
とにかく惚けてしまうのである。
恍惚たるものは、落ち着く。
心に心地よい余韻を与えてくれる。
ほっとした余韻に身を置いていると、ふわぁ、
と何か優しいものに包まれていくような感覚になる。
私はそれがとても好き。
だから、なにが自分を恍惚とさせるのか、
ちょっと研ぎ澄ました感覚を持っていないと見分けがつかない。
ただ大雑把に通り過ぎる、
「あ、いいねー」とかではなくて、
「あ、これだ」と、特定するものが要る。
なんでもいいわけではないし、
いくつかより良いものを選んだとしても、
それが全部とは限らない。
選りすぐりの、精鋭。
研ぎ澄まされた、有能。
たかが珈琲一杯でも、
できれば雑にしたくない。
忙しい毎日でもある。
自粛している中、暇かと言うとそうでもない。
自宅でやることも、それなりに多い。
でも、だからかな。
ふと立ち止まって、
「あ、これだ」
に出会えるとラッキーだなって思う。
そしてそのたびに、思う。
「私、センスいいね!」って。笑
褒める。
とにかく、自分が喜べるものを、
自分で見つけてあげられたのだから。
そんな自分のセンスを褒める。
煽てるのだ。
そうすると、煽てられた自分はもっと調子に乗る。
「そっか、私って、センス良いんだ!」
と、美しい勘違いをする。
勘違いしまま、もっと良いものはないか、
と辺り探り始める。
私はそのまま、自惚れていくかもしれない。
けれど、それでいいと思う。
そんな自分が好きだからだ。
自分が好き。
そんなことを言える自分も、また好き。
ああ、自分のこと、好きと言えるなんて。
なんてセンスのいい。笑
「あ、これだ」
と、書いていて、また思う。
自分の上機嫌こそが、
一番の幸せの近道なのだから。
やはり私は、センスがいい。
*すずの*