こんにちは。
ミリーです。
ゴリさんの2回目の命日が過ぎて思っていることを聞いて下さい
何回も同じことを言っているんですが、
黙っているとどんどん心の中に積もってきて苦しくなるんです。
吐き出させて下さいね
ゴリさんが亡くなって、
私は不安で不安でたまりませんでした。
ひとりで生きていくことがとてもとても不安だったから
ゴリさんを残して、
私が先に逝くこともとても心配をしていたんですが。
不器用で気が利かないゴリさんだったけど、
私がどうやっても出来ないことをやってくれていましたから。
私に怒られながら
ゴリさんがたくさん食べるから、
荷物が重くて買い物も結婚した頃からずっと2人で行くことが多かったんです。
仲が良かったわけではなくて、
私がひとりではとても大変だったからでした。
ゴリさんも私が何回か危なかった時があって、
とても不安だったことが逆になってよくわかりました
ポンコツの私達夫婦は、
2人でひとりだったんです。
私はやっと自分の不自由になった身体を受け入れて、
助けて貰いながら幸せだなぁ〜と思って生きられるようになっていました。
特に笑い話になりましたが、
人工股関節の手術をした時はゴリさんが悲しそうな顔をして病院に来てました。
私の方がその顔をみて心配になりました。
何があったのかと。
退院後半年もすると、
「今だから言うけど、今度こそは死んじゃうんだなと思ったんだよ」と
だからキッチンの鍋とか全部捨てちゃおうと思っていたそうです。
あり得ないですよね
何故そう思ったかは不明、、、
もしかしたら、
私が使って料理をしていた道具が残ることが辛かったのかも
2つの相反する膠原病があるから、
「あらゆることを想定して万全の準備をして臨みます。」
副作用で喘息やアレルギーや糖尿病も加わっていましたから、
より大変だったと思います。
主治医からのリスクの説明でゴリさんは思ったようです。
もう、ミリーさんはこれで今度こそ終わりなんだって
その告白を聞いて、
家族3人で大爆笑したすぐ後でした。
私達家族が絶望を味わったのは。
ゴリさんが亡くなって、
娘が不安定になりました
娘も私と同じで不安でいっぱいだったんです。
私が死んでしまうかもしれないことには、
娘も私も何年も前から覚悟をしていたからだと思います。
いつ死んでしまうかわからない私が生き残りました。
娘は私に何か起きて、
ひとりになってしまうことがとても怖かったんです。
それは今も同じなのがコロナみなし陽性と言われた時もよくわかりました。
私もゴリさんが健康だったからこそ、
出来ていた死ぬかもしれない覚悟でした。
娘のことはゴリさんに託せると言う安心感です。
やり残して後悔しないように、
色々なことを片付けたいです。
私達2人の大前提には、
マイペースで気が利かない不器用なゴリさんは元気で生きているんだということがありました。
私も生きていく不安がいっぱいです。
レミケードの効き目が落ちてバイオチェンジする時。
次のバイオが効き目があるかはわからない。
風邪をひいただけでも、
喘息があるので死ぬかもしれない。
抜歯さえも大変でした。
インフルエンザもコロナも風邪よりもとても怖い。
何よりも寝たきりに戻ることが怖い。
そしてあの激痛が帰ってきたら、、、
そう思うだけで怖くて怖くてたまらないんです。
寝たきりになるのが怖いから、
リハビリを必然的に続けています。
転院問題だってそう。
良い先生を引き寄せる自信はあるけど、
とても神経質な私は色んなことを考えてしまう。
起きてもいないことなんだけどね
転院問題はやっと何が起きているのかがわかって、
気持ちは落ち着きました。
受け入れて貰えるかは別の話。
悪運も含めて、
私は運が良く良いことをいつも引き寄せる。
ケ・セラ・セラなるようになる
自力で出来ないことがずっと嫌いでした、私。
でも【なるようになるんだ】
と言うことをゴリさんから長い年月の間に教えて貰いました。
私も辛かったけれど、
娘もとても辛かったんです。
娘が泣いていたから私は泣くことが出来なくなりました。
私は親だし、娘を守らなきゃならなかったから。
2年が過ぎて、
ひとりの時に時々涙が出ることがあります。
涙は浄化してくれるように感じています。
親友も息子さんお2人の独立で、
大きな家で私より一足先に一人暮らしになったそうです。
私も終活をしっかりやらないとね
家事はとても楽になりました。
手も上がるようになり、
空も見上げられるようになり、
車の運転も怖くてしたくないことがなくなり、
歩幅も広がり歩く距離も増えました。
何より食事の支度や家事などで、
疲れきりフラフラにならなくなりました
それと同時に食事が苦痛にもなりました。
いいことも悪いことも半分半分ですね。
3月や桜の開花情報は、
とても辛いし寂しく感じます
2021年にゴリさんと見た最後の桜。
忘れられません。
今年こそは桜を見に行けるでしょうか
ゴリさんは私のちらし寿司を食べて、
桜が咲くのを楽しみに待っていました。
桜の開花はまもなくみたいですね。