おはようございます。
ミリーです。







このブログの続きです。



ゴリさんは介護保険の認定を受けました。

要介護1でした。

ゴリさんは私よりも元気で何も出来ないことはこの時点ではありませんでした。

末期癌の場合は大概が要介護1か2が認定されることが多いと聞いています。

ゴリさんはこの後、6ヶ月ごとの介護認定が続きました。



ゴリさんは要介護1になったので、

ケアマネさんがつきました。

そして担当はケアマネさんになりました。

私も一緒にケアマネさんに担当して頂くことになりました。



今まで詳しく書いて来なかったのはお金の支払いのことでした。

ゴリさんはがんセンターの消化器内科の主治医の指示が必要です。

ゴリさんは主治医からの指示で、

週に1度の訪問看護と週に1度の理学療法を受けられることになりました。

これも私がゴリさんに理学療法士さんによる正しい理学療法を受けさせたくてお願いしました。

この時はまだ筋トレが予後を大きく左右することを知りませんでした。

ただ、何もすることがなくなってしまったゴリさんの毎日に何かないかと考えていました。

主治医の指示でゴリさんは介護保険ではなく、

医療保険が適応されました。



ゴリさんは癌になったことで、

春から始めた仕事の退職が決まってしまいました。

一生懸命仕事をしてきたのに、、、タラー




ゴリさんよりも先に介護保険でのリハビリを開始していた私は、

訪問看護と理学療法と作業療法は難病手帳の適応での支払いとなりました。

これには障害者手帳は使えないと言われています。



私の担当して貰う看護ステーションをケアマネさんと探しました。

ここは24時間体制ではないところでした。

運動に特化している従来型ではありませんでした。

私は下肢での障害者手帳を持っていますが、

体軸型であり強直性脊椎炎もあるため両手や体軸にも問題を抱えていました。

理学療法も作業療法も出来て、

看護師さんの訪看もお願いしたいと伝えてました。

ケアマネさんと月に1度の訪問看護に助けられることになります。



ゴリさんが医療保険適応、

私が難病手帳適応の支払いとなりました。

結果として、

ゴリさんも私もお金の支払いとしては、

1番高い支払いでの介護保険のリハビリがスタートしました。



ゴリさんが何故医療保険適応になったのか!?

私には今も良く理解できていません。

ケアマネさんに聞いたのは、

主治医が医療保険でと判断したからだそうです。

ゴリさんは末期癌だから???

私達の収入のことを考えたら、

介護保険の適応だともう少し安価になったかもしれません。



去年の4月から始めた私の通所での半日のデイケアの支払いは、

介護保険適応の支払いになっています。

これにも障害者手帳は適応になりませんでした。

現在私は通院では医療保険と難病手帳と障害者手帳が適応されています。

とっても複雑ですよね!?

医療保険に介護保険、難病手帳と障害者手帳がそれぞれの支払いで適応されています。



末期癌のゴリさんの場合は、

医療保険適応で理学療法と訪問看護を週に1度受けました。

何もしないで家にいるよりは筋トレが大切だと考えて、

私の理学療法士さんに相談してゴリさんの理学療法もスタートしました。

癌患者だったので、

それを理解して対応して貰いました。

この時、ゴリさんは介護保険が要介護1でした。

今考えたらゴリさんはデイケアでのマシントレーニングも可能でした。

もし、この時半日のデイケアで運動していたらどうだっただろうと考えます。


一日中私と2人でいるよりも、

まだまだとても元気だったのでデイケアに通うことで、

筋トレも出来て私との距離感も変わっていたかもしれません。

何よりもゴリさんがリフレッシュ出来たのではないか!?と考えます。

そして筋トレで体力をつけ、

長生き出来たかもしれません。

体力がある方が長く元気でいられますから。



私達はお互いの末期癌に対する受け入れ方に違いがあって、

ギスギスした気持ちになって苦しかった時間がありましたタラー

私は自分の病気を受け入れる為に、

何年も悩み苦しんだ経験があります。

私はゴリさんのことでは2021年の2月が終わる頃にやっと気持ちの切り替えが出来ました。

決して諦めたのではなく、

ゴリさんが生きるためのことを力の限りやると決めました。



コロナ禍もあり、

狭い家の中で四六時中2人で顔を突き合わせて過ごした辛い時間も過ごしました。



末期癌で要介護1以上に認定された場合、

訪問看護や理学療法やデイケアの通所も出来ることと緩和ケアも使いながら過ごせることを知っておいて欲しいと思います。

仕事をしていた仕事人間から急に仕事がなくなり、

収入も途絶えることの大きな不安。

これも私達は抱えていくことになります。

がんセンターの相談窓口で、

傷病手当のことを教えて貰いました。

この年の3月は、

金銭的にも先が見えず私のリハビリや治療についても決断に迷いがあった時でした。



お互いに少しでも距離が取れることで救われることや、

ギスギスしないで優しく思いやれる時間が増えることもあると思います。



今は通所のデイケアのことに気が付かなかったことが、

残念に思うことがあります。





つづく