母が亡くなる二日前に来てくれた人と

母が亡くなった日の夜来てくれた人が

同じ話をしていました

 

それは子供のころ、母と芝川の土手で一緒にヨモギを摘み

母がお団子を作ってくれたというエピソードです

 

この季節になるといつも思いだしていたと

これまた同じことを言いました

 

Haruが「私はヨモギのにおいが苦手だから無理」と

言いながら聞いています

 

 

 

 

そんなHaruが、「明日は私がよもぎ団子を作るからね」と

告別式の前の日の夕方言います

たまたま寄ったカルディで、「よもぎ粉」を見つけたそうです

 

告別式は午後からでしたので

Haruは朝からよもぎ粉を使って団子を作っています

餡子の入ったものと、黄な粉をかけたものが出来上がり

集まってくれた人たちにふるまっていました

 

よもぎの粉でできたお団子は、きれいな濃い緑いろで

しっかりよもぎの香りがして美味しかったです

 

「若い方が多いですね」と葬儀社の方が言うほど

若い人が集まって見送ってくれました

 

 

 

 

気が付けば5年近く母とのことをブログに綴りました

長い間共有してくださって本当にありがとうございます

 

平成の時代が終わる日、母の人生も終わりました

明日からは新しい時代が始まります

 

みなさまのご多幸をお祈りするとともに

私自身も新たな人生を歩き始めたいと思います