私はこれまで身近で大切な人を3人失いました




一人はわんこ 

一人は旦那

一人は母




一番泣いたのはわんこの死




後から後から泣いたのは主人




母は…………

目の前で亡くなっていくのを見届け静かに静かに泣きました





過去の記事にいいねをつけてくれたブロ友さんがいてくれて

久しぶりに自分の過去ブログを読みました

ありがとう〜❣(。>ω<。)お願い






そのブログには

私は主人の死が分かったとき

本当は泣けなかったと書いていました




わんこのときは狂ったように泣きました

丸一日泣いていた気がします




それは

死に直面した時の状況によりけりだったなと思いました




母のときは

私が疲れ切った毎日を過ごしていました

フルタイムで仕事をし、土日も家に持ち帰って仕事をしたかったけれど、土日は子どもたちの野球でできなかったので平日に詰め込み、日曜の夜は野球が終わるとすぐに母のところへ行くという生活をしていました

母は亡くなる前は入院していたけれど、病院が少し遠くて

行くのがやっと

顔を見たか見ないかで帰ってくるような感じでした



何もしてやれなかった

できなかった




わんこの介護しながら

母のことが何度も頭に思い浮かびました

わんこほどのこと何もしてやれなかったな

あのときはどうしたらいいか分からなかった

病院に任せるしかなかった

など、とても申し訳なく思います

ただ、あのときはできませんでした





長年病気で苦しんでいた母

それを介護する父も疲れ切っていて

時々私の家に母を呼んで

母を見ながら保育所送迎とフルタイムの仕事、野球などやらせていました

母の死は、病院から危篤の電話をもらってから駆けつけ看取りました

子どもたちが小6、小5、小3のときでした




少しの安堵感

母がやっと楽になったという安堵感

やっと苦しみから開放してあげられたという思いがありました




わんこのことも

最後まで見て静かに逝くのを見届けるのかなと思っていました

きっと、私の手の中で

または家のソファーで

眠るように亡くなってくれると信じ

これまで頑張ったね

ありがとう〜

とわんこの目を閉じると思っていました




でも……………………………………

わんこの死はまさかまさかの状態で直面し大きなショックでした


 




そして

旦那のことは急すぎました






一報を受けて

まず、子どもたちのことを考えました

やらなきゃいけないことは何かを考えなければなりませんでした

泣く暇なんてなかったのです





主人の死を確認したのは

何日か後のことで

主人の遺体と対面したとき

ほんとは涙なんて出てくるような状態ではありませんでした




諦めとため息

やっぱり……亡くなっていた




周りの人は大丈夫どこかで助かってると言ってくれていたし

実際に亡くなったと思っていた人が生きていたということもあのときはありました



でも、私が考えられる主人の状況の中でそれは全く考えられなかったのです

だから



やっぱり……………

でした




そして

あれ?

ほんとに私、可哀想な未亡人?

悲劇のヒロイン?

そんな主人公に私なんかなれるの?

こんな気持ちでした



想像もしなかった現実を嘘だと思い

私が悲劇のヒロインになるわけがないとも思っていました

だけど、その中に自分がいるという現実を知らしめられた感じでした






先日、「家ついて行ってイイですか?」という番組で

母を亡くした小学1年生の甥っ子が泣かなかったのが不思議でしょうがないと言っていた中年男性の方がいました

その時の気持ちを実際に甥っ子に電話で聞くというなんとも残酷なテレビ番組だったけれど中学1年生彼が言うには

小1の少年は死というものが分かっていなかったということでした




まだ、中1の子に聞かないでえーんあせると思いました



長男もパパを亡くしたのは小1でした

大学生の長男に、今なら聞けるかと言われれば、今でも聞けません



長男が涙を流したのを見たのは

パパが見つかった場所へ連れて行ったときだったでしょうか



一人シクシク泣いている後ろ姿が新聞記事になっていましたが

私は泣いている姿を見て見ぬふりしていました

見て見ぬふりしちゃったのはどうしてか分かりません

抱きしめてヨシヨシなんてしませんでした

知らない顔してしまいました

それこそ、なんで?と、その時の私に聞いてみたいです



4歳だった三男は分かっておらず

ばあちゃんに何度も説明されているのに

パパいつ帰って来るの?

と、何度も私に聞いてきました




パパいつ帰ってくるの?と言わなくなったのはいつ頃だったでしょう




精神年齢は色々でしょうから、死ぬことが分かるようになる年齢もそれぞれだと思います




そして、わんこはわんこの死がわかるのか?



主人のお父さんにこの前、わんこのことを話したら

他のわんこの様子はどぉ?

と言われました




わんこはあのときの子どもたちみたいなもので、分かっているのかといえば分かっていないと思います

と答えました




残った二匹がオスとメスで

先に来ていたこの2人(二匹)はめちゃくちゃ仲良しで

たった一匹の女の子が先住わんこをとっても愛していたから

白いわんこは一人ポツンと寝ていることが多かったのです



そして

ここ何ヶ月かはリビングに連れてきていることがほとんどだったので(いつも2階にわんこたちはいました)

先住犬たちは

白いわんこの死をあまり理解していない気がします

寂しがってる?と言われたら

2匹で前と同じく仲良くくっついているのでそんな様子も見えません




ただ

ワンコたちに話しかけると

寂しい目をして

目を細めて

私の話を聞きます

動画に撮ればよかった

と思ったので

後日、撮ったらお見せします




私が主人のことで涙を流すのは

1日のやるべきことが済んだあと

夜中一人になったとき

お仏壇の前に座ったときだったと思います




でも

子どもたちに


ママ、仏壇の前に座らないで

いつもボーっとして動かなくなるから



そう言われてハッとして

それ以来仏壇の前に座らなくなりました



だから、今でも仏壇の前でゆっくり手を合わせることをあまりしていません



そして、主人のことを

考えないようにするクセがついてしまって

主人には申し訳ないと思います



ただ

毎日お水とご飯を備え

お花は月に2回好きな花をアレンジで届けてもらっています

そして、子どもたちのことを願ったり報告するときだけは

仏壇の前でしばらく手を合わせています




いまは、過去のことを考えても

話しをしていても

涙一つ流さず笑顔で話せる私なのです




でも

ワンコちゃんのことは

今日も

他の子抱きしめながら

涙しちゃいます







時間て
人を癒やしてくれますね