はなもの
ボイラーの点検の電話
履歴から
折り返してかけてみたけれど
出ない。
しつこく何度もかけてみた。
出ない。
益々怪しい。
だいたい
初めてかけてきて
明日に点検とは
あり得ない。
悶々とする暇はない。
翌日
近所のおじちゃんを呼び
その時間に待機してもらった。
と
またその人から電話がきた。
凄みをきかせた声で
おじちゃんは
キッパリと点検を断ってくれた。

母よ
今後
電話には出ないでおくれ。
最近特に
耳の遠くなった母
親子の会話さえままならぬ昨今
電話なんぞに出るのは
もってのほかだわ。

