サクッとバングラ入りしたいところですが、その前に私がツアーに参加した理由とその背景(生活状況など)についても少し書こうと思います。
道楽としてそのツアーに参加したと前に書きましたが別に出会いを求めていたワケではありません。(いや、念のため)
当時お付き合いしていた男性もいましたし。
ただ、今思えばどこか満たされない生活だったのかも・・・。
じゃないと貴重な夏季休暇をフルに使い大金叩いてまで参加しませんよね。
当時付き合っていた人は同じ会社に勤めていたけど違う勤務地。
100kmほどの中距離恋愛でした。
彼は年下だけど仕事ができる人で、でも実は私生活ではすごく甘えん坊。
どちらかというと甘えたい私としてはちょい辛くなってきた頃・・・。
仕事的には希望していた転勤が叶い3年目。
担当を持つようになって2年目。
仕事内容は若干違いがあるものの(業種も違うし)
正に サラリーマン(1)生産管理
の小池さんみたいな感じ。
NHKの『あしたをつかめ 平成若者仕事図鑑』という番組で
2005年11月14日放送(お!私たち結婚式のすぐ後だわっ!)
私が勤めていたのは輸送機器メーカー。
製品の取り扱い上(製品が重いとか)どうしても男女差が出る業種でしたし、文系の私には難しい技術的な話が多かったのですが、私は本当にとてもとても幸運で(良い上司に恵まれました)その会社では女性初の計画担当をやらせてもらえたのです。
すごく嬉しかったし、もちろん頑張りましたよ
ところが、現実は営業と現場に挟まれる大変な日々・・・
まだまだ1人前への発展途上中といった状態。
当時私は27歳。
今の彼氏と結婚したい?と聞かれてもYESと即答できる状態ではなく
仕事はまだ自分で満足できるレベルまで達してなく、ストレスは溜まる日々。
なんか久々に異文化に触れたいな~ と逃避願望を抱いても
休暇を取ってまで行きたい国は特に浮かばず。
そんな時、たまたま父から聞いたこのシャプラニールのスタディツアーの話に私の心が引っ掛かったのです。
若きエンジニアだった父は仕事でバングラ(当時東パキスタン)に住んでいたことがあり、バングラには特に思い入れのある人なんです。
元々海外支援には興味があっても、技術のない私が活躍する場があるとは思えず、当時はせいぜい国際協力貯金(ゆうちょ)をしたり寄付をする程度でしたが、実際寄付したお金の行き先が具体的に見えないのが現実。ちょっと現場を見てみたい気持ちもありました。
それに、イスラムの国って行ったことないから興味あるけど、安全面のことを考えると無責任に女友達を誘うことも出来ず、かといって私1人で行く勇気もなし。まして彼氏(海外未経験)と行きたいとも思わない。
でもスタディツアーなら両方叶っちゃうじゃん!
しかも個人旅行ではなかなか入り込むのが難しい村にまで行けちゃう♪
とても刺激的に思えたんですね、ツアー目的地&内容が
実際はツアーに参加すること自体が支援にも繋がりますが
あまりに不純な動機だったので「道楽で参加した」と今でも思っています。
だって、驚いたことに参加者の殆どが女子大生で、参加理由も
「自分の将来の方向性を見極めるため」なんてのが殆どなんだもの。
ねぇさんは (;´Д`)ノびつくりだったわよ
次はいよいよDとのバングラでの様子で~す♪