パパの育児参加シンポジウム 前編 | ハナモミ流~結婚生活~

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結婚して13年☆娘3人の育児奮闘中

最近ダーリンが見つけてきた 父親も育児参加を!
といったテーマのシンポジウムへ参加してきました。

男性がどうやって育児に関わっていけばよいの?とか、
そんな話が出るのかと思いきや、実際はジェンダーと育児の話だったような・・・。

私は素人なので詳しくは説明できませんが、ジェンダーというのは
身体的性別(セックス)でなく“環境による文化的性別”のこと言います。

例えば
『スカートをはくのは女性』
『青い靴は男の子』
『赤い靴は女の子』
『外で働くのは男性』
『家事や育児をするのは女性』  (←この色分けもジェンダーになるのかな?)
などです。

つまり人間社会で作られた性別による役割分担といったところでしょうか?

ただ、男性の脳の方が立体的な感覚を捕らえる能力が高いため、パイロットやエンジニアに男性が多いというのを何かの本で読んだことがあります。
男性に向いた職業、女性に向いた職業って生物学的にあるのかもしれません。
ジェンダーについてはセックスとの区切りがつけにくいという問題もあり、なかなか定義づけするのは難しいようです・・・。

ま、難しいことは横に置いときますね。(笑)


とにかく、シンポジウムで一番面白かったのは
実際に育児休暇を取得した男性の体験談を聞くことができたことです。

その方が笑いながら言ってました。
「育児休暇って育児するだけじゃないんです、
 家事もやらないといけないんですよ。」


主婦(夫)なら当たり前だと思いますよね?(笑)
洗濯して、掃除して、食事して、買い物行って・・・。

その男性は育児休暇を取得したことで、育児の大変さ孤独感を経験したとか。

ちなみに彼が育児休暇を取得するにあたっての職場の反応は・・・

女性陣からは「えらい!」「よくやった!!」と褒められて、
直属の上司には「分かった、穴があく分は職場全体でフォローするから」と肩を押してもらい
その上の上司からは「それで仕事が回るのか?」という反応が返ってきたそうです・・・。

特に組織で働いている男性が育児休暇を取得するのって勇気がいりますよね?
復帰後の自分のポジションがあるのか?
待遇が悪くなるんじゃないか?
出世に響くんじゃないか?
・・・心配事もたくさんあると思います。

男性の方が収入が多いという収入格差や、残業の多さ保育所の少なさ・・・
今の社会環境も男性が子育てに参加できない原因になっているという話もありました。

長くなりそうなので、今日はこのへんで。
つづく・・・