前の記事でさちさんとちゅうたろうさんからコメントいただいき救われた気分です。
ありがとうございました。*^^*
私の転勤は自分で会社に希望を出して実現したものでした。
同じ会社とはいえ、知り合いも少ない別の事業所への転勤です。
当然不安もありましたが、どちらかというと希望に溢れていました。
そんな私に、彼女から届いた手紙が残っています。
『ハナモミちゃんが行ってしまうのは寂しいけど
ハナモミちゃんにはハナモミちゃんの道があるわけで・・・』
残された方は寂しいものです。
今はよく分かります。
去った方の私は、寂しくないと言えば嘘になりますが
希望に溢れていたので前しか見ていませんでした。
でも、同じ『去る』でも、彼女の場合は違います。
決して希望に溢れていたわけではないと思います。
1人息子の幼稚園の入園式には、看護婦さんを同伴させて何とか出席したようです。
彼女の新盆の時に、旦那さんが写真を見せてくれました。
痩せて別人のようでしたが、嬉しそうに笑って写っている女性は確かに“彼女”でした。
彼女は可愛い盛りの息子を残して去って行ったのです。この世から。
無念だったと思います。
私は、寂しいとか悲しいとか、自分の気持ちしか考えていませんでした。
去る方の気持ちを考えていませんでした。。。