夜中の3時にもかかわらず眠れずにパソコンで目がギラギラ状態のしょういち。
最近お気に入りの音楽を聴きながらブログを書く。

タイトルは「対象a」
たいしょうあーと読む。

ひぐらしのなく頃にというアニメのエンディングソングだ。

この歌詞とタイトルでピンと来た人はインテリだな。

そう、対象aとは構造主義の精神科医ラカンの言葉。
「他人の中に埋め込まれ、私にとって非人間的で疎遠で、鏡に映りそうで映らず、それでいて確実に私の一部で、私が私を人間だと規定するに際して、私が根拠としてそこにしがみついているようなもの」「失われた対象としてのまなざし」「対象aは欠如の象徴を表す」

んー、なんのこっちゃ。ぜんぜんわからん。

ラカンに限らず構造主義者とかポストモダニストのいうことは素人にはほんと難しい。何言ってるかわからんのが多い。

で、歌詞の冒頭
「あなたの亡骸に土をかける」はアンティゴネーの物語。
オイディプスの娘アンティゴネーは埋葬することを固く禁じられていた叛逆者の兄の死体にあえて砂をかけに出てゆき、死刑宣告を受ける。愛する人を埋葬することが罪なのかという哲学的なテーマある物語。

このアニメを見たことがある人なら、意味深長な歌詞だと察するはず。