日々の忙しさにまぎれ、
すっかり更新が滞ってしまいました。
 
ですが、折にふれての神社参拝と、
その記録としてのブログは
細々と続けて行きたいな~と
思っています。
 
宜しくおつき合い頂ければ幸いです。
 
 
さて、葉月八日、
ず~っと前から行きたいと思っていた、
大阪市西淀川区の
姫島神社を訪れました。
 

 
別名、「やりなおし神社」。
 
応神天皇の御代。
新羅の王子、天之日矛(アメノヒボコ)の妻であり、
常に美食を用意して夫に仕えたアカルヒメ。
 
しかし夫は慢心を起こして妻をののしります。
 
アカルヒメは
『わたしはあなたの妻となるべき女ではありません。わたしの祖国へ帰ります。』
と言いおいて夫と別れ、祖国へ戻ります。
 
祖国へ戻り、筑紫の伊波比(いわい)の比売島、
さらに移って摂津の比売島(姫島)に留まった
アカルヒメは、
 
新たな地で再起し女性たちに機織りや裁縫、
焼き物や楽器などを教えたことから、
 
多くの女性に親しまれ「決断と行動の神様」として、
信仰を集めてきたそうです。
 
 
昔の人なのに、
夫に三行半をつきつけ、
実家(祖国)へ戻った後は
機織りや裁縫、焼き物や楽器を教えて
仕事に生きる・・・。
(ちょっと御幣はあると思いますが)
 
めちゃめちゃかっこいい女性やんキラキラ
 
と憧れのような想いがあって、
前々から参拝したかったのでした。
 
 
【 御由緒書 】
 
 
 
【 鳥居 】
 
この日はとても暑い日であせる
駅から歩くのにも若干迷ってしまい、
辿りついた時は汗だくでした。
 
 
たくさんの風車が飾られています。
ちょうど良い風が吹いてきて、
くるくる回っていました。
 
姫島神社では、
「風」をとても大事にされている
印象を受けました。
 
境内の「良い風」を受けることで、
人生という名の航海にも
漕ぎだしやすくなる。
 
そんな御利益が
受けられるような気がしました。
 
 
【 御本殿 】
 
【 楠の御神木 】
 
「これは絶対御神木だ~!」と思って
撮った一枚です。
 
後で調べてみたら、
やっぱりご神木でした。
 
姫島神社は、戦争で一度
焼けてしまったのだそうです。
 
戦後、アカルヒメ同様
何も無い状態からの出発となったことから
「やりなおし神社」と呼ばれるのだそうです。
 
本来、末社「楠社(くすのきしゃ)」の後ろに、
樹齢900年とも言われる楠の御神木が
あったのですが、
これも終戦の年に空襲で焼けてしまったのだそうです。
 
写真の木は、戦後、
焼けてしまった御神木を取り囲むように植えられた
楠なのだと思います。
 
 
戦後植えられたのだとは思えない程、
とても立派で、気持ちの良い木でした。
 
【 御朱印 】
 
この御朱印、
とてもとても素敵な御朱印だと思います。
(字も流麗で、とても綺麗です)
 
「順風満帆」
とても、良い言葉ですねキラキラ

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

皆様の門出が、

「順風満帆」でありますように。