毎日何かの折りにふれ、

彼のことを思い出してしまいますが、

忙しい毎日に助けられて、

何事もなかったかのように過ごせています。。




先日の帰り際、

私は彼よりも先に会社をでました。




もう彼の帰りを待つことはない、

その気持ちを強く持ちながら、、




1日中、彼を見ないようにしていたけれど、

ハンガーに上着を取りに行く時に、

彼の席の方向を向かざるをえなくて、、




もしかしたらと彼の方をチラリとみてみたら、

やっぱりこちらを見ていました。。



彼の表情は、

私の事を心配しているようでもあるし、

少し淋しそうにも見えて、、



対して私は、

多分辛い表情をしてしまっていたと思います。




どうしたらいいかわからないまま、

お互いに軽く会釈して、

執務室を後にしました、、




それが、今の私たちが取れる、

コミュニケーションの限界なんだと思います。







この休日、

彼が私に話したり質問したりしたことと、

私の言動を振り返って、




彼がどうして

私との恋人関係を解消することを選んだのか、




その本当の理由が、

解ってしまった気がします。




彼は、


将来一緒になることを目指す

本気の恋愛しかする気はなくて、



私は、


家庭や仕事を頑張るための

単なる癒しを求めていた。




そこが、根本的に違っていたのだと。




そして今彼は、


家庭を大事にしようと思っていて、

仕事を頑張ろうと思っていて、、




私はそれでいいし、

むしろ邪魔しないでいたいと思ってると

伝えたけれど、

そういうことではなかったと気付きました。




いつかまた復縁したい、

なんて少し思ってしまっていたけれど、




単に仕事が忙しくて恋愛どころではないとか、

私への許せない気持ちがあるからとか、

時間がたてば変わるかもしれないこと



じゃなくて、



どんなに時間をかけても、

どんなに話し合っても、

埋まらない溝が原因だった。




だから、

もう「いつか」は来ない。




そう、気が付いてしまいました。。




だからもう、

復縁は諦めるしかなさそうです。





いつか、

もう少し彼への気持ちが落ち着いて、




声を聞いても、

顔を見ても、

苦しくならない日が来たら、




お友だちに、なれたらいいのかな。

と思うことにしました。




それがきっと、

彼が望んでいる形だと思うから。