日曜日の朝、近くの公園に行くと 若い母親が、小学生くらいの子供二人を

つれて遊びにきていた。

子供が上着を脱ごうとすると、「ダメ! 上着脱いじゃ 寒いでしょう!」

「風邪、引いたらどうするの?」

「明日 学校でしょう?」

「病気にならないのなら良いけど!」と 高い声でまくし立てていた。

子供は、上着は脱がなかった。

 

 もし、子供が、風邪でも引こうものなら、これみよがしに

「だから言ったでしょう!」と・・・ また、やりこめるに違いない。

 

 こういうのって 毒親っていうのかな。

 

日常的に、箸の持ち方から 靴の脱ぎ方まで、躾のつもりで

口うるさく言っていたら 大変なことになるかも!

 

という 私もこの母親と、どうも同じ事をしてきたらしい。

 

子供が、ご飯のおかわりを言う前に、「おかわりは?」と聞いて

「いるときは言うから、 ありがとう。」と言わせている現実。

いかにも 優しい母を演じて、余計なことをしてきたおかげで実に回りくどい。

 

 なぜ、優しい母を演じる必要があったのか?

 今、私は気づいています。

おそらくは 子供達に対して 何らかの「負い目」を感じているからです。

 

自分は、未熟な親だった! 愛の少ない親だった!と どこかで思っているのでしょう。