40代 男性
朝起きたらもの凄く気持ち悪さと怠さに襲われる。
お腹の調子も悪く、下痢がでる。
念のため、コロナ検査をするも陰性で病院にいき薬を飲むが夕方になっても症状変わらず。
咳もしてなかったので一日仕事したら頭痛と熱もでてきた。熱は38.0。
姉に鍼灸が効くことを聞き、当院を受診。
主訴は倦怠感、吐き気、下痢、頭痛、熱であるが他に辛いところはないか聞くと、首から腰までツラいとのこと。
触れてみるとかなり背中の緊張が感じられ、首から頭が熱を持っている感じが強い。
まずは解熱効果のあるツボに鍼をしてみる。
その間、背中の緊張を解くため、腕に鍼をする。
さらに腸や腰などを緩めるため、脚のツボに鍼をする。これで一度確認すると「なんか楽になってる!」といい怠さと気持ち悪さがかなり減少したとのこと。しかし熱を測ると38.0まだ熱感は強く、本人も頭痛などは少し軽くなったくらいと体感。
頭の火照り(熱)を下げるため、脚のツボを使い緩めると「なんか楽になった!」と言ってくださりました。頭痛も微妙にあるくらいとのこと、首頭の熱感がなくなっているのを施術者側も感じた。
熱を測ってもらうと38.0度💦熱は変わってなかったのですが、身体がかなり楽になったとのことで過剰な刺激にならないようにここで終了した。
後日、来院いただいた時に調子を聞いたら、その後身体がかなり動いたので子供と遊ぶ事ができたそうです。熱は翌朝下がったとのこと。
施術前の怠さ、下痢、頭痛がかなり解消された一例です。身体の異変は他の場所の辛さなども考慮して施術する事で大きく変化することもある。
あまり一般的ではないが鍼灸が風邪や胃腸炎に効果的ななのがもっと知れ渡ると幸いです。