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LULUのブログへようこそニコ

2年弱にわたる夫のW不倫が発覚。
発覚から1年半。
自分自身の再生に向けて、
日々のこと書いています。
どうぞ宜しくお願いします。
[主な登場人物]
 私:パート勤め(家業とは別)
        2児の母
 夫:自営業  (夫婦とも40代)
事務員A:30代後半、既婚4児の母
夫の会社の元従業員
夫のW不倫相手で春に退職
しかし、退職後も最近まで
夫と連絡を取っていたことが判明
右差し今までの経過の詳細はこちら


夫の決断

​夫の計画

夫から話しかけて来た。


「このままでは行けないと思う。

 事務員Aは何かにつけ、

 事務所を潰すとか言うけれど、

 そんなこと本当に

 しないんじゃないかって。

 されたとしても、

 もう、受けて立たないと。」


正直。

夫からこの件に対して

自ら話して来ることが

予想できなかった。


もう正直、夫には

期待をしていなかった。


敢えて冷静なフリ。


「…そうだね。

 結局、逃げているから

 ここまで来てるよね。」

 

「もう、仕事を切り離そうと思う。

 事務員Aのしている仕事を

 俺の会社で委託を受けない事にする。

 担当会社には、

 同業の他の会社を紹介するつもり。

 まず、相手会社への

 全て手配ができた段階で、

 事務員Aに説明して辞めてもらう。」


ソレ。

1年半前に

やっておくこと

だったよね?


ショボーンショボーンショボーン


「あなたは、金づるだよ?

 脅せば従う金づる。

 今までの収入が減ることを

 事務員Aが今更納得するとは

 到底思えないんだけど。」


「もう、取引先の会社自体が

 俺の会社からなくなるんだから、

 事務員Aには受け入れるしかないし

 どうすることもできないよ。」


「なるほど。切るなら

 最後のチャンスだと思う。

 失敗したら、もうないよ?

 確実に切ってほしい。

 あの女に家族の生活を脅かされながら

 生きて行くことはできない。

 家族としてやって行く

 気持ちがあるなら、

 覚悟してほしい。」


「わかった。

 会社への説明とか

 少し時間がほしい。

 両親にも、

 そうやって説明に行こうと思う。

 本当にごめん。」


夫は

両手を伸ばして

ぎゅっとハグをしに来た。

「辛い思いさせてごめん。

 …泣いてる?」


以前の私なら、

辛さから泣いて、

「信じているから…」

なんて一言でも添えていたかも知れない。


甘いんだよ

どこまでもムカムカ


私は夫の胸を押しのけて、

「泣いてない。

 私も覚悟を決めたことがあって。

 聞いてほしい。」


何??

夫の顔が緊張に包まれる。